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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


6.12.11 adbarchivechunkコマンド実行時に出力されるユーザログ容量(変数max_user_log)の求め方

adbarchivechunkコマンド実行時に出力されるユーザログ容量は,次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:バイト)

[図データ]

複数のチャンクに対してadbarchivechunkコマンドを実行する場合は,各チャンクの中で,最大のセグメント数を使用しているチャンクを基に求めてください。

変数の説明

TBLARCCHKLOG

adbarchivechunkコマンドの実行時に出力されるアーカイブマルチチャンク表に関するログ容量

(1) 変数TBLARCCHKLOGの求め方」を参照してください。

IDXARCCHKLOG

adbarchivechunkコマンドの実行時に出力されるアーカイブマルチチャンク表に定義されたインデクスに関するログ容量

(2) 変数IDXARCCHKLOGの求め方」を参照してください。

STBLUPDLOG

adbarchivechunkコマンドの実行時にシステム表(実表)のデータを更新した場合に出力されるログ容量

(3) 変数STBLUPDLOGの求め方」を参照してください。

idx_num

adbarchivechunkコマンドを実行するアーカイブマルチチャンク表に定義されたインデクス数

ARCCHKLOCLOG

ロケーション表の更新ログ

(4) 変数ARCCHKLOCLOGの求め方」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) 変数TBLARCCHKLOGの求め方

変数TBLARCCHKLOGは,次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:バイト)

[図データ]

変数の説明

dbarea_file_num

アーカイブマルチチャンク表を格納するデータ用DBエリアのデータ用DBエリアファイル数

SGCHTBL

adbarchivechunkコマンドの処理対象チャンクのうち,アーカイブマルチチャンク表が使用するセグメント数

SEGBF

アーカイブマルチチャンク表を格納するデータ用DBエリアのセグメントブロック化係数

page_size

アーカイブマルチチャンク表を格納するデータ用DBエリアのページサイズ(単位:バイト)

usrlog_file_num

次に示す計算式から求めてください。

[図データ]

データ用DBエリアのセグメント数,およびセグメントブロック化係数については,「5.8.1 データ用DBエリアの総ページ数の求め方」の「(2) 変数の説明」を参照してください。

adbarchivechunkコマンド実行時に必要なユーザログファイル数は,「6.12.15 ユーザログファイル数の求め方」の「(2) ユーザログファイル数を見積もる必要があるコマンド」を参照してください。

(2) 変数IDXARCCHKLOGの求め方

変数IDXARCCHKLOGは,次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:バイト)

[図データ]

変数の説明

idx_num

adbarchivechunkコマンドを実行するアーカイブマルチチャンク表に定義されたインデクス数

dbarea_file_num(i)

各インデクスが格納されているデータ用DBエリアのデータ用DBエリアファイル数

SGCHIDX(i)

adbarchivechunkコマンドの処理対象チャンクのうち,アーカイブマルチチャンク表に定義された各インデクスが使用するセグメント数

SEGBF(i)

アーカイブマルチチャンク表に定義された各インデクスを格納するデータ用DBエリアのセグメントブロック化係数

page_size(i)

アーカイブマルチチャンク表に定義された各インデクスを格納するデータ用DBエリアのページサイズ(単位:バイト)

usrlog_file_num

次に示す計算式から求めてください。

[図データ]

データ用DBエリアのセグメント数,およびセグメントブロック化係数については,「5.8.1 データ用DBエリアの総ページ数の求め方」の「(2) 変数の説明」を参照してください。

adbarchivechunkコマンド実行時に必要なユーザログファイル数は,「6.12.15 ユーザログファイル数の求め方」の「(2) ユーザログファイル数を見積もる必要があるコマンド」を参照してください。

(3) 変数STBLUPDLOGの求め方

変数STBLUPDLOGは,次に示す値を代入してください。

値(単位:バイト)

[図データ]

(4) 変数ARCCHKLOCLOGの求め方

変数ARCCHKLOCLOGは次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:バイト)

[図データ]

変数の説明

INSLOG

6.12.7 データベースの更新時に出力されるユーザログ容量(変数max_user_log)の求め方」のINSERT文(行の挿入)を実行した場合に出力されるユーザログ容量の計算式から求めてください。ただし,次に示す変数については,代入する値が異なります。対象の変数と代入する値を次に示します。

VRWLOG

0を代入してください。

TIXSLOG

0を代入してください。

IDXSLOG

変数IDXSLOGを求める場合,「6.12.7 データベースの更新時に出力されるユーザログ容量(変数max_user_log)の求め方」の「(3) B-treeインデクスユーザログ容量の求め方」を参照してください。ただし,次に示す変数については,代入する値が異なります。対象の変数と代入する値を次に示します。

LROWNUM

adbarchivechunkコマンドで作成されるアーカイブファイル数(単位:個)

5.8.1 データ用DBエリアの総ページ数の求め方」の「(2) 変数の説明」の「(f) 変数SGROWTBLおよびPGROWTBLの求め方(マルチチャンク表の場合)」にある変数LROWNUMの計算式から求めてください。ただし,次に示す変数については,代入する値が異なります。対象の変数と代入する値を次に示します。

  • archive_chunk_num

    1を代入してください。

  • merge_chunk_num

    0を代入してください。

ins_row_num

上記の変数LROWNUMで求めた値を代入してください。

SGMTLOG

次に示す計算式から求めてください。

計算式

[図データ]

LBP

5.8.1 データ用DBエリアの総ページ数の求め方」の「(2) 変数の説明」の「(f) 変数SGROWTBLおよびPGROWTBLの求め方(マルチチャンク表の場合)」にある変数LBP(i)の計算式から求めてください。ただし,次に示す変数については,代入する値が異なります。対象の変数と代入する値を次に示します。

  • LROWNUM

    上記の変数LROWNUMで求めた値を代入してください。

SEGSIZE

アーカイブマルチチャンク表を格納したデータ用DBエリアのセグメントサイズ

次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:ページ数)

SEGSIZE1セグメントの容量(単位:バイト)÷page_size
page_size

アーカイブマルチチャンク表を格納するデータ用DBエリアのページサイズ(単位:バイト)