5.2.1　表を設計する際の流れ

表を設計する際の流れを次に示します。

1. 表をローストア表として定義するか，またはカラムストア表として定義するかを決める

   「5.2.2　ローストア表とカラムストア表の選択基準」を参照して，表をローストア表として定義するか，またはカラムストア表として定義するかを決めます。

2. 表をシングルチャンク表として定義するか，またはマルチチャンク表として定義するかを決める

   「5.2.3　シングルチャンク表とマルチチャンク表の選択基準」を参照して，表をシングルチャンク表として定義するか，またはマルチチャンク表として定義するかを決めます。

3. 表をローストア表として定義する場合は，表の正規化を検討する

   「5.2.6　表の正規化【ローストア表】」を参照して，表の正規化を検討します。

4. 表定義の際に指定する各項目を検討する（CREATE TABLE文に指定するオプションを検討する）

   次の個所を参照して，表定義の際に指定する各項目を検討してください。

   • 「5.2.7　行長の固定（FIX指定）【ローストア表】」

   • 「5.2.8　列の既定値の設定（DEFAULT句）」

   • 「5.2.9　主キー（一意性制約定義）の指定（PRIMARY KEY）【シングルチャンク表】」

   • 「5.2.10　外部キーの指定（FOREIGN KEY）」

   • 「5.2.11　データページ内の未使用領域の確保（PCTFREE）【ローストア表】」

   • 「5.2.12　可変長データ型の列データの分岐指定（BRANCH）【ローストア表】」

   メモ

   • 【ローストア表】と記載されている項目は，表をローストア表として定義する場合に検討する項目です。表をカラムストア表として定義する場合は，検討不要な項目です。

   • 【シングルチャンク表】と記載されている項目は，表をシングルチャンク表として定義する場合に検討する項目です。表をマルチチャンク表として定義する場合は，検討不要な項目です。

ページの先頭へ