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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


3.6.1 初期設定オプションファイルを編集する

ここでは,viコマンドを使用して初期設定オプションファイルを編集する方法について説明します。

初期設定オプションファイルには,ファイルのひな形があります。そのため,ファイルのひな形をコピーしてから編集します。

初期設定オプションファイルのひな形の格納先を次に示します。

ひな形をコピーして編集した初期設定オプションファイルの格納先を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) DBエリアのページサイズを編集する

  1. 初期設定オプションファイルのひな形をコピーします。

    HADB管理者(adbmanager)で次に示すOSのコマンドを入力して,[Enter]キーを押してください。初期設定オプションファイルのひな形をコピーします。

    cp /home/adbmanager/server/sample/conf/adbinit.opt /home/adbmanager/server/conf/
  2. コピーした初期設定オプションファイルのひな形を開きます。

    HADB管理者(adbmanager)で次に示すOSのコマンドを入力して,[Enter]キーを押してください。viコマンドを実行することで,初期設定オプションファイルが編集できるようになります。

    vi /home/adbmanager/server/conf/adbinit.opt
  3. 作成するDBエリアのページサイズを編集します。

    [I]キーを押して,編集モードに移行させてください。編集モードに移行させたら,カーソルキーを押して,次に示すオペランドまでカーソルを移動させてください。

    adbinitdbarea -n ADBUIDX01 -p 8

    カーソルを移動させたら,デフォルトで入力されている-pオプションの「8」を削除してください。そのあとで,「4」を入力してください。

    ■入力結果

    adbinitdbarea -n ADBUIDX01 -p 4
  4. 初期設定オプションファイルの編集を終了します。

    ここでは,上記以外のオペランドの編集は不要です。編集モードで作成するDBエリアのページサイズを入力したら,[Esc]キーを押してコマンドモードに移行させてください。コマンドモードに移行させたら,次に示すコマンドを入力して,[Enter]キーを押してください。

    :wq

    編集モードで設定した内容が保存されます。これで,DBエリアを作成するために必要な情報が初期設定オプションファイルに設定されます。

(2) 関連項目

マニュアルHADB コマンドリファレンスadbinit(データベースの初期設定)adbinitコマンドの指定形式初期設定オプションの形式