2.20.5 マルチノード構成へのノードの復帰(プライマリノード,セカンダリノード)
ノード障害が発生してマルチノード構成から切り離されたノード(プライマリノードまたはセカンダリノード)は,障害対策後にマルチノード構成に復帰させることができます。その際,マルチノード構成のHADBサーバを停止する必要はありません。マルチノード構成へのノードの復帰の例を次の図に示します。
- 重要
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マルチノード構成へのノードの復帰を実行できるのは,HAモニタありのマルチノード構成の場合に限ります。
HAモニタなしのマルチノード構成の場合は,マルチノード構成へのノードの復帰は実行できません。
- [説明]
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マルチノード構成に復帰する際,ノード種別は必ずセカンダリノードになります。
マルチノード構成にノードを復帰させる方法については,「18.16.3 マルチノード構成へのノードの復帰」を参照してください。
- メモ
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サーバマシンのメンテナンスをする場合は,HAモニタのコマンドを実行して,マルチノード構成からノード(プライマリノードまたはセカンダリノード)を切り離すことができます。サーバマシンのメンテナンスの終了後に,マルチノード構成に復帰させることができます。