17.8.1 データ用DBエリアの追加・削除・拡張(コールドスタンバイ構成の場合)
実行系と待機系で同じLogical Unitを指定する必要があるため,WWNを使用してください。
- ■共有ディスクのSCSIリザーブを使用している場合
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共有ディスクのSCSIリザーブを使用している場合は,HAモニタのserversファイル中のオペランドの指定を変更する必要があります。手順を次に示します。
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手順(データ用DBエリアを追加または拡張する場合)
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コールドスタンバイ構成を正常終了する
終了方法については,「17.4.2 コールドスタンバイ構成の終了方法」を参照してください。
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HAモニタのserversファイルの指定を変更する
scsi_deviceオペランドまたはdmmp_deviceオペランドに,追加するディスクのデバイス名を追加してください。実行系と待機系の両方のserversファイルの指定を変更してください。
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コールドスタンバイ構成を正常開始する
開始方法については,「17.4.1 コールドスタンバイ構成の開始方法」を参照してください。
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adbmodareaコマンドを実行して,データ用DBエリアを追加または拡張する
データ用DBエリアを追加する方法については,「11.10.1 データ用DBエリアを追加する方法」を参照してください。
データ用DBエリアを拡張する方法については,「11.10.3 データ用DBエリアを拡張する方法(データ用DBエリアファイルの追加)」を参照してください。
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手順(データ用DBエリアを削除する場合)
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adbmodareaコマンドを実行して,データ用DBエリアを削除する
データ用DBエリアを削除する方法については,「11.10.2 データ用DBエリアを削除する方法」を参照してください。
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コールドスタンバイ構成を正常終了する
終了方法については,「17.4.2 コールドスタンバイ構成の終了方法」を参照してください。
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HAモニタのserversファイルの指定を変更する
scsi_deviceオペランドまたはdmmp_deviceオペランドから,削除したディスクのデバイス名を削除してください。実行系と待機系の両方のserversファイルの指定を変更してください。
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コールドスタンバイ構成を正常開始する
開始方法については,「17.4.1 コールドスタンバイ構成の開始方法」を参照してください。
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