17.4.2　コールドスタンバイ構成の終了方法

1

コールドスタンバイ構成の終了

コールドスタンバイ構成の正常終了

adbstopおよびmonend

通常の終了モードです。

実行系でadbstopコマンドが正常終了したあと，HAモニタのmonendコマンドを実行すると，HADBサーバが正常終了し，コールドスタンバイ構成が正常終了します。

正常終了

2

コールドスタンバイ構成の強制終了

monend

実行系でHAモニタのmonendコマンドだけを実行すると，HADBサーバが強制終了し，コールドスタンバイ構成が強制終了します。

強制終了

3

コールドスタンバイ構成の異常終了

−

運用が続行できない障害が発生した場合，処理中のトランザクションの完了を待たないで，HADBサーバをすぐに終了します。

待機系が存在しない場合は，コールドスタンバイ構成が異常終了します。

異常終了

4

系切り替えの発生

実行系のHADBサーバの正常終了

adbstopおよびmonswap

待機系が存在する場合，実行系でadbstopコマンドが正常終了したあとに，HAモニタのmonswapコマンドを実行すると，実行系のHADBサーバが正常終了し，系が切り替わります。

−

5

実行系のHADBサーバの強制終了

monswap

待機系が存在する場合，実行系でHAモニタのmonswapコマンドだけを実行すると，実行系のHADBサーバが強制終了し，系が切り替わります。系の切り替え時に，トランザクションの回復処理が実行されます。

−

6

実行系のHADBサーバの異常終了

−

運用が続行できない障害が発生した場合，処理中のトランザクションの完了を待たないで，HADBサーバをすぐに終了します。

待機系が存在する場合，実行系が異常終了すると，系が切り替わります。系の切り替え時に，トランザクションの回復処理が実行されます。

−