6.9.13 ユーザログファイル数の求め方
ユーザログファイルは,特定のSQL文やコマンドを実行した場合に,必要な数だけ割り当てられます。そして,割り当てられたユーザログファイルは,SQL文とコマンドが終了したときに解放されます。そのため,ユーザログファイル数(「6.9 システムログファイルの容量見積もり」の変数user_file_num)は,同時に実行するSQL文とコマンドを考慮して見積もる必要があります。
複数のSQL文とコマンドを同時に実行する場合は,次の手順で求めてください。
手順
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同時に実行するすべてのSQL文とコマンドのユーザログファイル数を求めてください。
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求めたすべてのユーザログファイル数を合計してください。
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合計したユーザログファイル数以上の値を,サーバ定義adb_log_usrfile_numオペランドに指定してください。
サーバ定義adb_log_usrfile_numオペランドについては,「7.6.2(3) システムログに関するオペランド(set形式)」のadb_log_usrfile_numオペランドを参照してください。
(1) ユーザログファイル数を見積もる必要があるSQL文
ユーザログファイル数を見積もる必要があるSQL文を次に示します。
■定義系SQL
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ALTER TABLE文(アーカイブマルチチャンク表をレギュラーマルチチャンク表に変更する場合)
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DROP INDEX文
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DROP TABLE文
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DROP SCHEMA文
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DROP USER文
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REVOKE文のSCHEMA(スキーマ操作権限の取り消し)
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上記以外の定義系SQL
■操作系SQL
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PURGE CHUNK文
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TRUNCATE TABLE文
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DELETE文
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INSERT文
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UPDATE文
各SQL文のユーザログファイル数の求め方を次に示します。なお,求めた結果が0の場合は,1を仮定してください。
■定義系SQLの場合
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ALTER TABLE文(アーカイブマルチチャンク表をレギュラーマルチチャンク表に変更する場合)実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
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DROP INDEX文実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
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DROP TABLE文実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
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DROP SCHEMA文実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
処理対象のスキーマが包括するすべての表について,「DROP TABLE文実行時のユーザログファイル数の求め方」を参照して求めてください。そして,求めた結果のうち,最も大きい値になります。
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DROP USER文実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
処理対象のユーザが所有するスキーマについて,「DROP SCHEMA文実行時のユーザログファイル数の求め方」を参照して求めてください。
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REVOKE文のSCHEMA実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
「DROP SCHEMA文実行時のユーザログファイル数の求め方」を参照して求めてください。
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上記以外の定義系SQL実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
1になります。
■操作系SQLの場合
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PURGE CHUNK文実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
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TRUNCATE TABLE文実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
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DELETE文実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
1になります。
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INSERT文実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
1になります。
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UPDATE文実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
1になります。
- 注意事項
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クライアント定義adb_sql_exe_max_rthd_numオペランドを指定している場合,サーバ定義adb_sql_exe_max_rthd_numオペランドの指定値ではなく,クライアント定義adb_sql_exe_max_rthd_numオペランドの指定値を代入してください。
ただし,クライアント定義adb_sql_exe_max_rthd_numオペランドの指定値が,サーバ定義adb_sql_exe_max_rthd_numオペランドの指定値よりも大きい場合は,サーバ定義adb_sql_exe_max_rthd_numオペランドの指定値を代入してください。
サーバ定義adb_sql_exe_max_rthd_numオペランドについては,「7.6.2(2) 性能に関するオペランド(set形式)」のadb_sql_exe_max_rthd_numオペランドを参照してください。
(2) ユーザログファイル数を見積もる必要があるコマンド
ユーザログファイル数を見積もる必要があるコマンドを次に示します。
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adbimportコマンド
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adbidxrebuildコマンド
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adbmodareaコマンド
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adbmergechunkコマンド
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adbgetcstコマンド
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adbchgchunkcommentコマンド
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adbchgchunkstatusコマンド
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adbarchivechunkコマンド
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adbunarchivechunkコマンド
各コマンドのユーザログファイル数の求め方を次に示します。
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adbimportコマンド実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
adbimportコマンドが使用する処理リアルスレッドの最大数については,「6.14.1 adbimportコマンドが使用する処理リアルスレッドの最大数」を参照してください。
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adbidxrebuildコマンド実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
adbidxrebuildコマンドが使用する処理リアルスレッドの最大数については,「6.14.3 adbidxrebuildコマンドが使用する処理リアルスレッドの最大数」を参照してください。
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adbmodareaコマンド実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
2を代入してください。
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adbmergechunkコマンド実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
adbmergechunkコマンドが使用する処理リアルスレッドの最大数については,「6.14.5 adbmergechunkコマンドが使用する処理リアルスレッドの最大数」を参照してください。
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adbgetcstコマンド実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
1になります。
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adbchgchunkcommentコマンド実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
1になります。
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adbchgchunkstatusコマンド実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
1になります。
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adbarchivechunkコマンド実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
adbarchivechunkコマンドが使用する処理リアルスレッドの最大数については,「6.14.6 adbarchivechunkコマンドが使用する処理リアルスレッドの最大数」を参照してください。
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adbunarchivechunkコマンド実行時のユーザログファイル数の求め方(単位:個)
adbunarchivechunkコマンドが使用する処理リアルスレッドの最大数については,「6.14.7 adbunarchivechunkコマンドが使用する処理リアルスレッドの最大数」を参照してください。