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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


4.2.2 サーバディレクトリの事前見積もり

入力データを基に,サーバディレクトリ下のファイル容量の見積もり値を次の表に示します。項番1〜項番4で見積もった値を合計した値が,サーバディレクトリ全体の容量になります。

表4‒2 見積もり値(サーバディレクトリの容量)

項番

ディレクトリ名およびファイル名

説明

見積もり値(単位:ギガバイト)

1

$ADBDIR/spool/adbmessageXX.log※1

サーバメッセージログファイル

0.064

2

$ADBDIR/spool/adbstatlogXX※1,※2

統計ログファイル

16

3

$ADBDIR/spool/adbdumpYYYYMMDDhhmmss.サーバプロセスのプロセスID※3

HADBダンプファイル

10※4

4

$ADBDIR/spool/adbsqltrcXX.log※5

SQLトレースファイル

2

注※1

ファイル名のXXは通番であり,01〜04のどれかになります。

注※2

サーバ定義adb_sta_log_pathオペランドを指定している場合は,サーバ定義adb_sta_log_pathオペランドに指定したディレクトリ下に出力されます。

サーバ定義adb_sta_log_pathオペランドについては,「7.6.2(8) 統計情報に関するオペランド(set形式)」のadb_sta_log_pathオペランドを参照してください。

注※3

ファイル名のYYYYMMDDhhmmssは,ファイルを生成した時刻になります。

注※4

メモリ所要量に大きく依存します。次に示す計算式を満たす場合,10ギガバイトではなく,その値を仮定してください。

計算式
メモリ所要量×3 > 10ギガバイト

上記計算式のメモリ所要量には,次に示すメモリ所要量の事前見積もりで求めた値のうち,最も大きな値を代入してください。

注※5

ファイル名のXXは通番であり,01〜08のどれかになります。