インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8
サンプルシェルプログラムの使用方法について説明します。
サンプルシェルプログラムは,$PDDIR/binからファイルをコピーしてから使用します。
サンプルシェルプログラムは一つの運用例です。運用環境によっては,正しく動作しないことがあるので,必要に応じて内容をカスタマイズしてから使用してください。
なお,サンプルシェルプログラムは,系切り替えの運用には対応していません。
次にサンプルシェルプログラムの使用手順を示します。
サンプルシェルプログラムは,使用環境に応じてシェル変数を変更する必要があります。変更の可能性のあるシェル変数を次の表に示します。これらの変数は,各シェルの先頭のコメント部分「#Set XXXX…」に記述されています。
表E-2 変更の可能性のあるシェル変数
シェル名称 | 変数 | 変数の意味 |
---|---|---|
org_[対象OS].sh | USER | HiRDB管理者ユーザアカウント |
org0_[対象OS].sh | VOLGP_P | 正系ボリュームグループ名 |
VOLGP_S | 副系ボリュームグループ名 | |
LV_P | 正系論理ボリューム名 | |
LV_S | 副系論理ボリューム名 | |
PAIR_VOL_GP | ペアボリュームグループ | |
PAIR_VOL_NAME | ペアボリューム名称 | |
USER | HiRDB管理者ユーザアカウント | |
RDAREA_NAME | 更新可能なオンライン再編成の対象オリジナルRDエリア名 | |
GENERATION | 更新可能なオンライン再編成の対象レプリカRDエリア世代番号 | |
org1_[対象OS].sh | RDAREA_NAME | 更新可能なオンライン再編成の対象オリジナルRDエリア名 |
GENERATION | 更新可能なオンライン再編成のレプリカRDエリア世代番号 | |
org2_run_[対象OS].sh | VOLGP_P | 正系ボリュームグループ名 |
VOLGP_S | 副系ボリュームグループ名 | |
LV_P | 正系論理ボリューム名 | |
LV_S | 副系論理ボリューム名 | |
LV_PFIX | 論理ボリューム接頭思 | |
PAIR_VOL_GP | ペアボリュームグループ | |
PAIR_VOL_NAME | ペアボリューム名称 | |
USER | HiRDB管理者ユーザアカウント | |
RDAREA_NAME | 更新可能なオンライン再編成の対象オリジナルRDエリア名 | |
GENERATION | 更新可能なオンライン再編成の対象レプリカRDエリア世代番号 | |
OWNER | 論理ボリューム所有者 | |
GROUP | 論理ボリュームグループ名 | |
LU_P | 正系論理ボリューム名称(AIXだけ) | |
LU_S | 副系論理ボリューム名称(AIXだけ) | |
LU_PFIX | 論理ボリューム接頭辞(AIXだけ) | |
DEVNAME | 副系デバイス名称(HPだけ) | |
org3_[対象OS].sh | RDAREA_NAME1 | 更新可能なオンライン再編成の対象オリジナルRDエリア名(pdcopy用) |
RDAREA_NAME2 | 更新可能なオンライン再編成の対象オリジナルRDエリア名(pdrorg用) | |
TABLE_NAME | 更新可能なオンライン再編成の対象表名称 | |
SERVER_NAME | 更新可能なオンライン再編成の対象RDエリア | |
GENERATION | 更新可能なオンライン再編成の対象レプリカRDエリア世代番号 | |
CONTROL_FILE | 再編成前データベース再編成制御ファイル | |
BACKUP_FILE_B | 再編成前データベース複写ファイル | |
BACKUP_FILE_A | 再編成後データベース複写ファイル | |
LIST_FILE_B | 再編成前データベース複写結果リストファイル | |
LIST_FILE_A | 再編成後データベース複写結果リストファイル | |
MASTER_DIRECTORY | マスタディレクトリ名称 | |
MAX_REF_TIME | pdorendコマンド追い付き反映最大許容待ち時間 | |
MAX_TRN_TIME | pdorendコマンドトランザクション処理最大許容待ち時間 | |
MAX_RETRY_CNT | pdorendコマンド最大リトライ回数 | |
REF_PROCESS_CNT | pdorend反映プロセスの多重度 | |
CMD_RETRY_CNT | シェル内pdorendコマンドリトライ回数 |
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