インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8

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3.3.2 HiRDBファイルシステム領域の世代番号の登録

HiRDBのpdmodコマンドcreate generation文を実行して,HiRDBファイルシステム領域のコピーに対して付ける世代番号をHiRDB(データディクショナリ用RDエリア)へ登録します。世代番号には,1〜10の任意の数字を指定できます。次に,create generation文の指定例およびpdmodコマンドの実行例を示します。

create generation文の指定例(create generation文のファイル名:/usr/crgen01)
 
// レプリカRDエリアRD01_GN1およびRD02_GN1用領域の世代番号の指定
create generation for HiRDB file system area "/HiRDB_P/area01_GN1"
              // HiRDBファイルシステム領域のコピー先の領域名を指定
   server name bes1               // 対象とするサーバ名を指定
   generation number 1            // 割り当てる世代番号:1を指定
   reproduce "/HiRDB_P/area01";
              // コピー元のHiRDBファイルシステム領域名を指定
 

pdmodコマンドの実行例
 
pdmod -a /usr/crgen01
 
/usr/crgen01ファイルに記述された上記に示すcreate generation文を実行します。

pdmodコマンドは,HiRDB管理者が,HiRDBの稼働中に実行します。複数のサーバマシンでHiRDBシステムを構成している場合,システムマネジャがあるサーバマシンで実行します。pdmodコマンドについては,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。