インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8
HiRDB Staticizer Optionは,複製したデータ(レプリカ)を,元のデータベースとは別のデータベースとして扱うための機能(インナレプリカ機能)を提供します。これによって,アプリケーションやユティリティからレプリカのデータベースへアクセスできるようになります。元のデータベースへアクセスするか,レプリカのデータベースへアクセスするかは,運用コマンドやHiRDBクライアント環境定義で選択できます。それぞれ物理実体が異なるため,データへのアクセスが競合せず,並行して使用しても処理性能の低下を最小限にできます。
レプリカのデータベースは,元のデータベースと同じ表定義を持ちます。また,一つのデータベースに対して,複数のレプリカを作成できます。レプリカを使用した業務の例を次の図に示します。
図1-1 レプリカを使用した業務の例
HiRDB Staticizer Optionは,次の製品に追加して使用します。
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