スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
インナレプリカ機能を使用することをお勧めします。インナレプリカ機能を使用すると,データベースの再編成中にデータベースを参照及び更新できます。これを更新可能なオンライン再編成といいます。インナレプリカ機能を使用しないと,再編成中のデータベースを参照及び更新できません。また,業務処理をレプリカのデータベースで実行するため,オンライン業務に対する影響を最小限に抑えられます。インナレプリカ機能を使用したデータベースの再編成を次の図に示します。
図D-2 インナレプリカ機能を使用したデータベースの再編成
インナレプリカ機能については,マニュアル「インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8」を参照してください。
●インナレプリカ機能を使用しない場合
インナレプリカ機能を使用しない場合,再編成中の表はEX(排他モード)で排他されるため,UAPが排他待ちとならないように再編成対象表を格納しているRDエリアをpdholdコマンドで閉塞状態にすることをお勧めします。閉塞状態のRDエリアはアクセスできないため,再編成対象表にアクセスしたUAPは排他待ちにならないですぐに終了します。再編成対象表にアクセスできない時間を設定してその間に表を再編成してください。
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