HiRDB/シングルサーバの場合はシングルサーバ定義のpd_node_nameオペランドに自ノードのRDノード名称を指定します。HiRDB/パラレルサーバの場合はフロントエンドサーバ定義のpd_node_nameオペランドに自ノードのRDノード名称を指定します。

分散クライアント機能を使用する場合は，一括検索をするかどうかを決めてください。PDRDABLKFオペランドに一括検索するときの行数を指定します。一括検索とは，分散サーバからHiRDBに検索結果を複数行一括して転送することをいいます。PDRDABLKFオペランドを指定すると，データの転送回数が減るため，通信オーバヘッドが減り，検索時間を短縮できます。PDRDABLKFオペランドについては，マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。

ただし，一括検索は通常の検索よりも受信するデータ量が多くなります。そのため，DF/UXの送受信バッファの制限によって一括検索ができなくなり，FETCH文がエラーとなる場合があります。エラー時の対策と最大受信データ量については，マニュアル「分散データベース DF/UX」を参照してください。

なお，分散サーバのDBMSが一括検索をサポートしていない場合，通常検索(一行検索)となり，一括検索はできません。