スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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28.1.1 分散データベースの適用範囲

HiRDBを利用した分散データベースの適用範囲を次の表に示します。

表28-1 分散データベースの適用範囲

分散クライアント
の種類
分散サーバの種類
HiRDB XDM/RD ORACLE
(HI-UX/WE2版)
RDB1 E2 SQL/K
HiRDB ※1 ※2 ※2 ※2
XDM/RD
ORACLE
(HI-UX/WE2版)
※3
RDB1 E2 ×
SQL/K ×

(凡例)
○:分散データベースを適用できます。
×:分散データベースを適用できません。
−:該当しません。

  • 分散データベース機能は,HP-UX版及びAIX版限定(64ビットモードのHiRDB,及びPOSIXライブラリ版のHiRDBを除く)の機能です。ただし,07-02より前のバージョンではHI-UX/WE2版のHiRDBをサポートしています。そのHI-UX/WE2版のHiRDBとの分散データベース機能は実行できます。
  • 使用するプロトコルはOSI-RDAです。
  • XDM/RDとXDM/RD E2を総称して,XDM/RDと表記します。

注※1
プラットフォームが異なっていても分散データベースを構築できます。例えば,HP-UX版のHiRDBとAIX版のHiRDBで分散データベースを構築できます。

注※2
分散クライアントがHP-UX版のHiRDBの場合にかぎり,分散データベースを構築できます。

注※3
分散サーバがHP-UX版のHiRDBの場合にかぎり,分散データベースを構築できます。