スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
ここでは,MIBパフォーマンス情報監視機能を使用するときのHiRDBについての環境設定方法を説明します。(1)以降の作業を行ってください。
共通のMIB環境定義ファイル(pdmibtgt)を作成します。このファイルには,監視対象のHiRDBのHiRDB識別子とHiRDB運用ディレクトリ名を指定します。指定例を次に示します。
pdmib -a HiRDBシステム識別子 -d HiRDB運用ディレクトリ名 |
pdmib -a HRD1 -d /hirdb_x1 pdmib -a HRD2 -d /hirdb_x2
個別のMIB環境定義ファイル(pdmibenv)を作成します。このファイルには,HiRDBのユティリティ又はコマンドを実行する環境を指定します。指定例を次に示します。
putenv PDHOST 接続するHiRDBサーバのホスト名 putenv PDDIR 接続するHiRDBサーバのHiRDB運用ディレクトリ名 putenv PDNAMEPORT 接続するHiRDBサーバのポート番号 putenv PDUSER 認可識別子及びパスワード putenv LANG 文字コード種別 |
HiRDBが提供するMIB定義ファイルをJP1/ESAに登録します。HiRDB/パラレルサーバの場合はシステムマネジャがあるサーバマシンで登録してください。JP1/ESAへの登録方法については,マニュアル「JP1/Cm2/Extensible SNMP Agent」を参照してください。
MIB定義ファイルのパス名を次に示します。
MIBコマンドはスーパユーザ権限で実行されるため,スーパユーザがリモートシェル実行環境を設定する必要があります。HiRDB/パラレルサーバを構成する各サーバマシンと,システムマネジャがあるサーバマシンとの間で相互にログインを許可する設定を/etc/hosts.equiv又は/.rhostsにしてください。
スーパユーザのSHLIB_PATH環境変数に,インストールディレクトリ/libを追加します。Solaris版及びLinux版の場合は,スーパユーザのLD_LIBRARY_PATH環境変数に,AIX版の場合はスーパユーザのLIBPATH環境変数に,インストールディレクトリ/libを追加します。
収集するパフォーマンス情報をJP1/SSO for Databaseで選択します。選択方法については,マニュアル「JP1/Performance Management/SNMP System Observer 拡張リソース管理編」を参照してください。
他社管理フレームワークのマニュアルを参照してください。
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