スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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26.13.1 HiRDBの開始方法(サーバモードの場合)

<この項の構成>
(1) HiRDB/シングルサーバの場合
(2) HiRDB/パラレルサーバの場合(スタンバイ型系切り替え機能の場合)
(3) 1:1スタンバイレス型系切り替え機能の場合
(4) 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の場合
(5) 注意事項

(1) HiRDB/シングルサーバの場合

系切り替え機能使用時のHiRDB/シングルサーバの開始方法を次に示します。

〈手順〉
  1. pdstartコマンドで実行系HiRDBを開始します。
  2. pdstartコマンドで待機系HiRDBを開始します。待機系HiRDBは待機状態になります。

(2) HiRDB/パラレルサーバの場合(スタンバイ型系切り替え機能の場合)

実行系及び待機系のHiRDBをそれぞれpdstartコマンドで開始します。

●IPアドレスを引き継ぐ場合
  • 実行系のHiRDBの開始方法
    IPアドレスを先に割り当てないで実行系のHiRDBを開始する場合は,各ユニットのサーバマシンに直接ログインしてpdstart -qコマンドを実行します。
    各サーバマシンのIPアドレスを割り当ててからpdstartコマンドを実行すると,実行系の全ユニットを開始できます。実行系のHiRDBでユニット単位の開始をする場合は,開始するユニットのIPアドレスを先に割り当てておいてください。
  • 待機系のHiRDBの開始方法
    待機系のユニットがあるサーバマシンに直接ログインしてpdstart -qコマンドを実行します。

●IPアドレスを引き継がない場合
  • 実行系のHiRDBの開始方法
    実行系のユニットがあるサーバマシンに直接ログインしてpdstart -qコマンドを実行します。又は,pdstartコマンドを実行すると,実行系の全ユニットが開始します。
  • 待機系のHiRDBの開始方法
    待機系のユニットがあるサーバマシンに直接ログインしてpdstart -qコマンドを実行します。

(3) 1:1スタンバイレス型系切り替え機能の場合

正規BESユニット及び代替BESユニットの開始方法を次の表に示します。

表26-22 1:1スタンバイレス型系切り替え機能使用時のHiRDBの開始方法

目的 実行するコマンド 備考
正規BESユニットの開始 pdstart -q 代替中で正規BESユニットが停止している場合にこのコマンドを実行すると,正規BESユニットが待機状態※1になります。
代替BESユニットの開始 pdstart -q 代替BESユニット内の代替部も一緒に開始します。正常状態の場合は代替部が待機状態※2になります。
代替部の開始 pdstart -q -c 自動的に開始するので代替部を停止,切り戻したとき以外は,実行する必要がありません。

サーバ単位の開始はできません。

注※1
正規BESユニットが待機状態でないと正規BESユニットに系を切り戻せません(代替中から正常状態に戻れません)。正規BESユニットが待機状態の場合は,pdls -d haコマンドの実行結果で系の状態がSBYと表示されます。

注※2
代替部が待機状態でないと系を切り替えられません。代替BESユニットが待機状態の場合は,pdls -d haコマンドの実行結果で系の状態がSBYと表示されます。

(4) 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の場合

正規ユニット及びゲストBESユニットの開始方法を次の表に示します。

表26-23 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能使用時のHiRDBの開始方法

目的 実行するコマンド 備考
正規ユニットの開始 pdstart -q 正規ユニットが停止している場合に起動します。
受け入れユニットの開始 pdstart -q 受け入れユニット内のゲストBESも一緒に開始します。
ホストBESの開始又はゲストBESの開始 pdstart -u -s ゲストBESが停止している場合に受け入れ可能状態になります。
自動的に開始するのでバックエンドサーバ又はその待機系を明示的に停止したとき以外は,実行する必要がありません。
(a) システム全体の開始

システム全体開始の運用方法を次の表に示します。

表26-24 システム全体開始の運用方法

入力場所 コマンド 動作
システムマネジャがあるユニット pdstart システム全体開始

システム全体開始時の処理を次に示します。

影響分散スタンバイレス型系切り替え機能でのシステム全体開始の例を次の図に示します。

システム全体を開始するためには,スタンバイ型系切り替えと同じくシステムマネジャがあるユニットからpdstartコマンドを入力します。各ユニットでは,自動的にゲストBESが受け入れ可能状態になります。

図26-60 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能でのシステム全体開始の例

[図データ]

システム起動の動作を次の表に示します。システム起動が完了すると,メッセージKFPS05210-Iを出力します。

表26-25 システム起動の動作

開始種別 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の適用ユニット
なし あり
システム開始 全ユニット起動
(全サーバ起動)
全サーバ起動
(全ユニットは起動しません)
システムマネジャがあるユニットの単独開始
(システムマネジャがあるユニットの単独異常終了後)
フロントエンドサーバ,ディクショナリサーバ,バックエンドサーバの各々1サーバ起動 フロントエンドサーバ,ディクショナリサーバ,バックエンドサーバの各々1サーバ起動
HAグループ内ユニットの単独開始
その他ユニットの単独開始

(凡例) −:該当しません。
(b) ユニットの開始

ユニット開始の運用方法を次の表に示します。

表26-26 ユニット開始の運用方法

入力場所 コマンド オプション 動作
-q -u
システムマネジャがあるユニット pdstart なし あり 対象ユニット起動
あり なし
対象ユニット pdstart あり なし

●ユニットの開始モード

ユニットの開始モードを次の表に示します。ユニットの正常開始,又は再開始は前回の該当ユニットの終了モードだけで決定され,実行起動するホストBES,ゲストBESの有無,実行起動するサーバの正常開始,又は再開始は関係しません。

表26-27 ユニットの開始モード

前回のユニット終了モード ホストBES又はゲストBES ユニットの開始モード
開始サーバの起動 開始サーバ起動中に
再開始サーバ起動
正常停止 なし なし 正常開始
あり なし
あり あり
計画停止/強制終了/異常終了 なし なし 再開始
あり なし
あり あり

影響分散スタンバイレス型系切り替え機能では,再開始,正常開始の判定と処理をユーザサーバごとに実施します。このため,ユニット内サーバが強制/異常終了後,又はHAグループ内の他ユニットで稼働中であっても,ユニットは正常開始可能です。

なお,影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の場合もユニットの強制/異常終了後はユニット再開始になります。再開始処理はユーザサーバごとに行うためユニットそのものに回復するリソース(DB)がありませんが,従来と同じくユニット再開始には正常開始と比べて次の表に示す動作差異があります。

表26-28 ユニット再開始の意味合い

項目 内容
構成変更チェック システムリソース(共用メモリなど)が増加となる定義変更をチェックアウトし,再開始失敗となる危険性を排除します(受け入れ可能なゲストBES数は変更可能とします)。
システム起動完了チェック システムマネジャのあるユニット再開始時にフロントエンドサーバ,ディクショナリサーバ,バックエンドサーバが1サーバずつあればシステム起動完了としてサービスを開始します。システムマネジャのあるユニット正常開始時は全サーバ起動完了を待ち合わせますが,システムマネジャのあるユニット再開始時は待ち合わせサーバを減らしてサービスの受け付けの再開を早めます。
ユニットランIDの引き継ぎ ユニットランIDはユニットの停止前から引き継ぎます。ユニット開始時のKFPS01826-Iメッセージ出力,及びpdcspoolの定期自動実行基準として利用します。

●ユニットの開始の例

影響分散スタンバイレス型系切り替え機能でのユニット開始の例を次の図に示します。次のようにユニットを開始します。

該当ユニットの起動に伴い,次のゲストBESの状態をシステムが変更します。

●実行系のバックエンドサーバがないユニットの開始の例

影響分散スタンバイレス型系切り替え機能での実行系のバックエンドサーバがないユニットの開始の例を次の図に示します。

ユニットを開始するには,次の方法があります。

該当ユニットの起動に伴って該当ユニット内のゲストBESの状態をシステムが変更します(図の自動状態変更1)。

図26-62 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能での実行系のバックエンドサーバがないユニットの開始の例

[図データ]

ユニット起動の完了の動作は,メッセージKFPS05110-Iが出力されることで判断できます。

(c) サーバの開始

サーバ開始の運用方法を次の表に示します。

表26-29 サーバ開始の運用方法

入力場所 コマンド オプション 動作
-q -u -s
システムマネジャのあるユニット pdstart なし なし あり 全稼働中HAグループ内ユニットで対象サーバ開始 ※1
あり なし あり ホストBESの開始(-uは省略可) ※2

注※1
全稼働中HAグループ内ユニットのうち,1ユニットでバックエンドサーバが実行中となり,ほかのユニットでは受け入れ可能状態となります。

注※2
対象となるバックエンドサーバが実行サーバとして起動完了した場合は,HAグループ内の稼働中のユニットは自動的に受け入れ可能状態となります。

使用するクラスタソフトウェアごとのサーバ開始時の処理結果を次の表に示します。

表26-30 サーバ開始時の処理結果

クラスタソフトウェア サーバ種別 該当サーバ稼働中の他ユニット 該当ホストでオンライン化 ※3 サーバ開始結果
HAモニタ ホストBES なし 稼働中
あり 受け入れ可能
ゲストBES なし 実行系起動待ち ※1
あり 受け入れ可能
Hitachi HA Toolkit Extention なし あり 稼働中 ※2
なし 受け入れ可能
あり あり
なし 受け入れ可能

(凡例) −:該当しません。

注※1
HAモニタの場合,サーバ停止後は実行系,待機系という概念がなく,次回起動時に再度,実行系又は待機系を決定します。この場合,実行系がない状態での予備系(デフォルトは待機系)は実行系起動待ち状態となります。このため,稼働中のゲストBESを停止後,同じユニットで開始すると,実行系起動待ち状態となり,monactコマンドを実行するまで再び稼働状態になりません。

注※2
Hitachi HA Toolkit Extentionの場合,サーバを停止後もクラスタソフトウェアには稼働中(オンライン)を継続しているように見せています。このため,ゲストBESの場合を含めて稼働中のサーバを停止後,同じユニットで開始すると,再び稼働状態となります。

注※3
MC/ServiceGuardではパッケージの起動,VERITAS Cluster Serverではグループの開始に相当します。

●サーバの開始の例

影響分散スタンバイレス型系切り替え機能での実行系サーバの開始の例を次の図に示します。

実行系サーバを開始するには,次の方法があります。

該当サーバの起動に伴い,該当サーバに対応するゲストBESの状態をシステムが変更します(図の自動状態変更)。

なお,サーバが実行系かどうかは,pdls -d haコマンドで確認できます。

図26-63 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能での実行系サーバの開始の例

[図データ]

影響分散スタンバイレス型系切り替え機能での待機系サーバの開始の例を次の図に示します。

待機系サーバを開始するには,次の方法があります。

指定されたホストBESは,受け入れ可能状態になります。なお,サーバが実行系かどうかは,pdls -d haコマンドで確認できます。

図26-64 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能での待機系サーバの開始の例

[図データ]

影響分散スタンバイレス型系切り替え機能でのゲストサーバの状態変更の例を次の図に示します。

ユニット内のゲストサーバを受け入れ可能状態にするには,次の方法があります。

指定されたゲストBESは受け入れ可能状態になります。

図26-65 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能でのゲストサーバの状態変更の例

[図データ]

(5) 注意事項

共通の注意事項
  • pdstart -qコマンドを実行する場合は,最初のユニットを開始した時点から20分以内に全ユニットを開始するようにしてください。20分以内に全ユニットを開始できない場合はHiRDBの開始処理を中止します。なお,この20分という制限時間はpd_reduced_check_timeオペランドの値によって変わります。20分はこのオペランドの省略値です。
  • 待機系HiRDBでpdstartコマンドを実行する場合はオプションの指定に制限があります。-iオプション,-rオプション,及びdbdestroyオプションを指定できません。
  • pdstart -rコマンドを実行する前に共有リソースを活性化してください。なお,HAモニタによるサーバモードの系切り替え機能を使用している場合は,pdstart -r -tコマンドを実行すると,HiRDBの開始と同時に共有リソースを活性化できます。このとき活性化するリソースは,HAモニタのserver定義文に定義している,共有ディスク,IPアドレスなどです。
  • 実行系及び待機系HiRDBを終了した後にpdstart -rコマンドを実行してください。pdstart -rコマンドでHiRDBを開始した場合,HiRDBは系切り替えの対象になりません。データベースの回復処理などが終了した後に,一度HiRDBを終了してから実行系及び待機系HiRDBを開始してください。

高速系切り替え機能使用時の注意事項
ここで説明する注意事項はHitachi HA Toolkit Extensionを使用しているときだけ該当します。Hitachi HA Toolkit Extensionを使用していない場合は該当しません。
高速系切り替え機能を適用した待機系ユニットは,実行系ユニットの開始処理が完了した後に開始してください。実行系ユニットが開始していない状態で待機系ユニットを開始すると,待機系ユニットは実行系ユニットの開始完了を待ち合わせます。待ち合わせ時間内に実行系ユニットが開始しない場合,待機系ユニットはアボートコードPhi1012を出力して異常終了します。

1:1スタンバイレス型系切り替え機能使用時の注意事項
ここで説明する注意事項はHitachi HA Toolkit Extensionを使用しているときだけ該当します。Hitachi HA Toolkit Extensionを使用していない場合は該当しません。
正規BESユニットと代替BESユニットは片方を開始してから20分以内に他方を開始してください。実行系ユニットが開始していない状態で待機系ユニットを開始すると,待機系ユニットは実行系ユニットの開始完了を待ち合わせます。待ち合わせ時間内に実行系ユニットが開始しない場合,待機系ユニットはアボートコードPhi1012を出力して異常終了します。
なお,正常時は正規BESユニットが実行系になり,代替部が待機系になります。代替中は代替部が実行系になり,正規BESユニットが待機系になります。

MC/ServiceGuard使用時の注意事項
  • HiRDBを開始する場合は,実行系でMC/ServiceGuardのパッケージが正常に開始されている必要があります。したがって,HiRDBの開始前にパッケージが起動されているかを確認してください。パッケージが開始されているかの確認,及びパッケージの起動はMC/ServiceGuardのコマンドで行います。
  • 実行系ユニットを停止した場合(ユニットの異常終了を含む),そのノードをMC/ServiceGuardが「系切り替えできない」と認識することがあります。この場合,そのノードでHiRDBを待機中としていても系が切り替わりません。MC/ServiceGuardのコマンドで「系切り替え可能」状態にしてください。

Hitachi HA Toolkit Extension使用時の注意事項
Hitachi HA Toolkit Extensionのサービスプロセスを起動しないでHiRDBを開始すると,両系とも待機系として開始してしまいます。この場合は次の表に示す手順で対処してください。

表26-31 Hitachi HA Toolkit Extensionのサービスプロセスを起動しないでHiRDBを開始したときの対処方法

条件 対処方法
ユーザサーバホットスタンバイを適用しているユニットの場合 両系とも待機系として開始したことを示すKFPS01872-Iメッセージが出力されます。このメッセージは両方の系に出力されます。次に示す手順で対処してください。
〈手順〉
  1. Hitachi HA Toolkit Extensionの待機系停止コマンドで,両方の系を終了します。
  2. 実行系でクラスタソフトウェアをオンライン化します。
  3. 実行系ユニットを開始します。
  4. 実行系ユニットの開始処理が完了したことを確認してから,待機系ユニットを開始します。
高速系切り替え機能を適用しているユニットの場合 KFPS01854-Eメッセージを出力して現用系ユニットが異常終了します(アボートコードはPsadhfe)。予備系ユニットは,現用系ユニットが実行系ユニットとして開始するのを待ち合わせています。次に示す手順で対処してください。
●現用系を実行系として開始する場合
  1. 現用系でクラスタソフトウェアをオンライン化します。
  2. 現用系ユニットを実行系ユニットとして開始します。
  3. 待ち合わせ時間を経過しているため,予備系(待機系)ユニットが異常終了している場合,実行系ユニットの開始処理が完了したことを確認してから,待機系ユニットを開始します。
●予備系を実行系として開始する場合
  1. pdstop -z(HiRDB/シングルサーバの場合はpdstop -f)コマンドで予備系ユニットを強制終了します。
  2. 予備系でHitachi HA Toolkit Extensionのサービスプロセスを起動します。
  3. 予備系ユニットを実行系ユニットとして開始します。
  4. 実行系ユニットの開始処理が完了したことを確認してから,待機系ユニットを開始します。
1:1スタンバイレス型系切り替え機能を適用しているユニットの場合 KFPS01854-Eメッセージを出力して正規BESユニットが異常終了します(アボートコードはPsadhfe)。代替部は正規BESユニットが開始するのを待ち合わせています。次に示す手順で対処してください。
〈手順〉
  1. 正規BESユニットでHitachi HA Toolkit Extensionのサービスプロセスを起動します。
  2. 正規BESユニットを開始します。
  3. 待ち合わせ時間を経過しているため,代替部の待機状態が解除されている場合,正規BESユニットの開始処理が完了したことを確認してから,代替部を待機状態にしてください。
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用している場合 実行系,待機系の両方のサーバが待機状態となり,ユーザが操作可能な状態になります。両系とも異常終了しません。
この場合,サーバを実行系とするホストでクラスタソフトウェアをオンライン化し,起動処理を完了できます(HA Toolkit Extensionのサービスプロセスを起動します)。
注※
ユニットの開始処理が完了したことを確認するには次に示す方法があります。
  • pdlsコマンドの実行結果のSTATUSにACTIVEと表示されている
  • KFPS05210-I又はKFPS05110-Iメッセージが出力されている

HAモニタ使用時の注意事項
実行系ユニットを開始する場合,HAモニタのmonshowコマンドで待機系ユニットが停止していることを確認してから,実行系ユニットを開始してください。なお,monshowコマンドを実行すると,停止している系は表示されません。待機系の状態が表示された場合は停止していないことを示します。
また,実行系ユニットを停止した直後に実行系ユニットを開始すると,待機系ユニットが停止処理中のために,実行系ユニットがKFPS01878-I及びKFPS00715-Eメッセージを出力して開始できない場合があります。実行系ユニットが開始できなかった場合には,次の手順で開始してください。
  1. HAモニタのmonshowコマンドで待機系ユニットが停止していることを確認してください。
  2. pdrpauseコマンドを実行して,プロセスサーバプロセスを再起動してください。
  3. pdstartコマンドで実行系ユニットを開始してください。