スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
次の表に示すエージェントの動作内容を定義します。
表26-20 エージェントの動作定義項目とファイル名称
エージェントの動作 | HiRDBの種類 | スクリプトのファイル名称 |
---|---|---|
リソースをオンラインにするとき | HiRDB/シングルサーバの場合 | /opt/VRTSvcs/bin/HiRDB_S/online |
HiRDB/パラレルサーバの場合 | /opt/VRTSvcs/bin/HiRDB_P/online | |
リソースをオフラインにするとき | HiRDB/シングルサーバの場合 | /opt/VRTSvcs/bin/HiRDB_S/offline |
HiRDB/パラレルサーバの場合 | /opt/VRTSvcs/bin/HiRDB_P/offline | |
リソースを監視するとき | HiRDB/シングルサーバの場合 | /opt/VRTSvcs/bin/HiRDB_S/monitor |
HiRDB/パラレルサーバの場合 | /opt/VRTSvcs/bin/HiRDB_P/monitor |
エージェントがリソースをオンラインにするときに行う処理内容を説明します。必要な処理を次に示します。
HiRDB/シングルサーバ用のonlineスクリプトの例を次に示します。
#!/bin/sh PATH=/sbin:/usr/bin:/usr/sbin:/etc:/bin:/opt/VRTSvcs/bin:"$2"/bin export PATH PDDIR="$2" PDCONFPATH="$3" LD_LIBRARY_PATH="$4" export PDDIR PDCONFPATH LD_LIBRARY_PATH $PDDIR/bin/pdstart /bin/touch "$5" /bin/chmod 0400 "$5" |
HiRDB/パラレルサーバ用のonlineスクリプトの例を次に示します。
#!/bin/sh PATH=/sbin:/usr/bin:/usr/sbin:/etc:/bin:/opt/VRTSvcs/bin:"$2"/bin export PATH PDDIR="$2" PDCONFPATH="$3" LD_LIBRARY_PATH="$4" export PDDIR PDCONFPATH LD_LIBRARY_PATH $PDDIR/bin/pdstart -q /bin/touch "$5" /bin/chmod 0400 "$5" |
エージェントがリソースをオフラインにするときに行う処理内容を説明します。必要な処理を次に示します。
HiRDB/シングルサーバ用のofflineスクリプトの例を次に示します。
#!/bin/sh PATH=/sbin:/usr/bin:/usr/sbin:/etc:/bin:/opt/VRTSvcs/bin:"$2"/bin export PATH PDDIR="$2" PDCONFPATH="$3" LD_LIBRARY_PATH="$4" export PDDIR PDCONFPATH LD_LIBRARY_PATH $PDDIR/bin/pdstop -f -q /bin/rm -f "$5" |
HiRDB/パラレルサーバ用のofflineスクリプトの例を次に示します。
#!/bin/sh PATH=/sbin:/usr/bin:/usr/sbin:/etc:/bin:/opt/VRTSvcs/bin:"$2"/bin export PATH PDDIR="$2" PDCONFPATH="$3" LD_LIBRARY_PATH="$4" export PDDIR PDCONFPATH LD_LIBRARY_PATH $PDDIR/bin/pdstop -z -q /bin/rm -f "$5" |
エージェントがリソースを監視するときに(リソースがオンラインかどうかを確認するときに)行う処理内容を説明します。必要な処理を次に示します。
monitorスクリプトの例を次に示します。
#!/bin/sh if /bin/test -f "$5" then exit 110 else exit 100 fi |
各スクリプト内で必要になる環境変数の値やダミーファイルのパス名称は,スクリプト実行時に引数として渡せます。各スクリプトに渡される引数やリターン値については,VERITAS Cluster Serverのマニュアルを参照してください。
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