スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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23.17.1 JP1/NETM/Auditとの連携の概要

JP1/NETM/Auditとの連携の概要を次の図に示します。

図23-33 JP1/NETM/Auditとの連携の概要

[図データ]

〔説明〕
監査ログ管理サーバ(JP1/NETM/Auditがあるサーバマシン)は,監査ログ収集対象サーバ(HiRDBや監査ログを収集するほかの製品があるサーバマシン)のローカルディスクに出力した監査ログを自動収集し,一元管理します。
HiRDBがある監査ログ収集対象サーバでは,JP1/NETM/Audit用監査ログ出力ユティリティ(pdaudput)が,監査証跡表から必要なデータをJP1/NETM/Audit用に変換して,JP1/NETM/Audit用監査ログ出力ファイルに出力します。このファイルをJP1/Baseが収集し,イベントデータベースに格納します。監査ログ管理サーバのJP1/Baseは監査ログ収集対象サーバのJP1/Baseから監査ログを収集し,JP1/NETM/Auditに渡します。
<この項の構成>
(1) 前提プログラムと適用OS
(2) pdaudputコマンド実行時の注意

(1) 前提プログラムと適用OS

前提プログラムと適用OSを次に示します。

前提プログラム
プログラム インストールするサーバマシン
JP1/NETM/Audit - Manager 監査ログ管理サーバ
JP1/Base 監査ログ管理サーバ
監査ログ収集対象サーバ(HiRDB/パラレルサーバの場合,システムマネジャがあるサーバマシンにインストールします)

適用OS
監査ログ収集対象サーバの適用OSになります。詳細は,マニュアル「JP1/NETM/Audit」を参照してください。

(2) pdaudputコマンド実行時の注意