スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
- 実行者 HiRDB管理者
pdfmkfsコマンドで監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域を作成します。このHiRDBファイルシステム領域内にHiRDBが監査証跡ファイルを作成します。監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域作成時の注意事項を次に示します。
- pd_aud_file_nameオペランドで指定したHiRDBファイルシステム領域名を指定してください。
- 監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域はキャラクタ型スペシャルファイル上に作成してください。通常ファイル上には作成できません。
- HiRDB/パラレルサーバの場合は各ユニットに監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域を作成してください。
- -kオプション(使用目的)にはSYS又はSVRを指定してください。推奨値はSYSです。
- -nオプション(HiRDBファイルシステム領域長)の指定値の目安を次に示します。
推奨値:pd_aud_max_generation_sizeの値×200+20(単位:メガバイト)
最小値:pd_aud_max_generation_sizeの値×pd_aud_max_generation_numの値+20(単位:メガバイト)
- 監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域に,ほかのシステムファイルを配置する場合,-nオプションの指定値には監査証跡ファイルの必要容量だけではなく,配置するシステムファイルの必要容量も加算してください。監査証跡ファイルの必要容量だけでHiRDBファイルシステム領域を確保すると,HiRDBの稼働中に監査証跡ファイルの容量が不足することがあります。
- -lオプション(HiRDBファイルシステム領域内の最大ファイル数)の指定値の目安を次に示します。
推奨値:200(pd_aud_max_generation_numの最大値)
最小値:pd_aud_max_generation_numの値
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