スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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20.6.2 例題2(RDエリア単位にバックアップ取得時点に回復する場合

ユーザ用RDエリア(rdarea01,rdarea02)をバックアップ取得時点に回復します。

<この項の構成>
(1) 障害閉塞しているRDエリアをpdcloseコマンドでクローズします
(2) ほかの製品のリストア機能でRDエリアを回復します
(3) 回復したRDエリアの障害閉塞をpdrelsコマンドで解除してオープンします

(1) 障害閉塞しているRDエリアをpdcloseコマンドでクローズします

 
pdclose -r rdarea01,rdarea02
 

(2) ほかの製品のリストア機能でRDエリアを回復します

ほかの製品のリストア機能でRDエリア(rdarea01,rdarea02)を構成するHiRDBファイルシステム領域を回復します。

(3) 回復したRDエリアの障害閉塞をpdrelsコマンドで解除してオープンします

 
pdrels -r rdarea01,rdarea02 -o
 

 

コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。