スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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20.2.3 例題3(RDエリア単位に回復する場合

ユーザ用RDエリア(rdarea01,rdarea02)をバックアップ取得時点に回復します。

<この項の構成>
(1) 障害閉塞しているRDエリアをpdcloseコマンドでクローズします
(2) pdrstrコマンドでRDエリアを回復します
(3) 回復したRDエリアの障害閉塞をpdrelsコマンドで解除してオープンします

(1) 障害閉塞しているRDエリアをpdcloseコマンドでクローズします

 
pdclose -r rdarea01,rdarea02
 

(2) pdrstrコマンドでRDエリアを回復します

 
pdrstr -m /rdarea/mast/mast01 -b /pdcopy/backup01 -r rdarea01,rdarea02
 

〔説明〕
-m:マスタディレクトリ用RDエリアの先頭のHiRDBファイル名称を指定します。
-b:rdarea01,rdarea02のバックアップを格納したバックアップファイルの名称を指定します。
-r:回復するRDエリア(rdarea01,rdarea02)の名称を指定します。

(3) 回復したRDエリアの障害閉塞をpdrelsコマンドで解除してオープンします

 
pdrels -r rdarea01,rdarea02 -o
 

 

コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。