スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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19.18.1 対処方法の概要

異常終了したタイミング,及びデータベースの更新ログ取得方式によって対処方法が異なります。同期点指定の再編成実行中にユティリティが異常終了したときの対処方法を次の図に示します。

図19-5 同期点指定の再編成実行中にユティリティが異常終了したときの対処方法

[図データ]

〔説明〕
総データ数を300万件,同期点行数を100万件としています。

●更新ログ取得方式が,ログ取得モード又は更新前ログ取得モードの場合

●更新ログ取得方式が,ログレスモードの場合

注※
RDエリアを回復する時,RDエリアに格納したデータを再編成前の状態に回復する必要がある場合は,バックアップから回復してください。RDエリアに格納したデータを再編成前の状態に回復する必要がない場合は,RDエリアの再初期化でも回復できます。
RDエリアの回復手順を次に示します。
  1. pdholdコマンドでRDエリアを閉塞します。
  2. pdcloseコマンドでRDエリアをクローズします。
  3. 次のコマンドを実行します。
    ・バックアップから回復する場合は,pdrstrコマンドを実行します。
    ・RDエリアを再初期化する場合は,pdmodコマンドを実行します。
  4. pdopenコマンドでRDエリアをオープンします。
  5. pdrelsコマンドでRDエリアの閉塞を解除します。