スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
ここでは,Javaストアドプロシジャ及びJavaストアドファンクションの概要について説明します。
Javaストアドプロシジャ,Javaストアドファンクションを使用できる環境を次の表に示します。
表17-1 Javaストアドプロシジャ,Javaストアドファンクションを使用できる環境
適用OS | 使用可否 | ||
---|---|---|---|
Type2 JDBC ドライバ使用時 |
Type4 JDBC ドライバ使用時 |
||
HP-UX | 32ビット※ | ○ | ○ |
64ビット | × | ○ | |
IPF | ○ | ○ | |
Solaris | 32ビット※ | ○ | ○ |
64ビット | × | ○ | |
AIX | 32ビット※ | ○ | ○ |
64ビット | × | ○ | |
Linux | 32ビット | ○ | ○ |
EM64T | × | ○ | |
IPF | ○ | ○ |
注※ POSIXライブラリ版だけ対応しています。
SQLで記述していたルーチン制御文をJavaで記述して作成したストアドプロシジャ,ストアドファンクションのことをJavaストアドプロシジャ,Javaストアドファンクションといいます。Javaストアドプロシジャ及びJavaストアドファンクションは,HiRDBの外部で作成したJavaメソッドをルーチン制御文としてHiRDBに登録して使用します。このため,プラットホームに依存しない処理の開発やデバッグが行えます。
また,Javaストアドプロシジャ及びJavaストアドファンクションは,SQLで記述したストアドプロシジャ,ストアドファンクションと同様に,SQL(CALL文又は関数呼出し)で呼び出せます。このため,制御文の記述言語に制限はありません。
Javaストアドプロシジャ及びJavaストアドファンクションの動作(呼び出し処理の手順)を次の図に示します。
図17-1 Javaストアドプロシジャ及びJavaストアドファンクションの動作(呼び出し処理の手順)
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