スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
15.7.1 RDエリアを削除する前に
(1) 削除できるRDエリア
削除できるRDエリアを次に示します。
- ユーザ用RDエリア
- ユーザLOB用RDエリア
- リスト用RDエリア
(2) RDエリアを削除するときは?
次の場合にRDエリアを削除します。
- 既にあるRDエリアが不要になった場合
- RDエリアを作成し直す場合
- 削除するRDエリア内に表又はインデクスがある場合,表又はインデクスを削除してからRDエリアを削除してください。
- 削除するRDエリアは,pdholdコマンドによる閉塞又は障害閉塞の状態で,かつpdcloseコマンドでクローズ状態にしておきます。
(4) グローバルバッファの定義変更
RDエリアを削除した場合はpdbufferオペランドの指定値を変更してください。グローバルバッファの定義からそのRDエリアを削除してください。pdbufferオペランドの指定値を変更しないと,メモリの使用効率が悪くなることがあります。例えば,次に示すような場合が考えられます。
- 削除したRDエリアがpdbufferオペランドの-oオプション指定のグローバルバッファに割り当てられていた場合,ほかのRDエリアに必要以上に大きなグローバルバッファが割り当てられることがあります。
- 削除したRDエリアだけがpdbufferオペランドの-oオプション指定のグローバルバッファに割り当てられていた場合,使用されないグローバルバッファがメモリ上に確保されたままになります。
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