スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
ユーザ用RDエリア(RDAREA1〜RDAREA3)のオープン契機をINITIALからSCHEDULEに変更します。RDAREA1〜RDAREA3を除いた全ユーザ用RDエリアのオープン契機をINITIALからDEFERに変更します。なお,RDAREA1〜RDAREA3は同じHiRDBファイルシステム領域にあるとします。
pdstop |
システム構成変更コマンド(pdchgconfコマンド)を使用すると,HiRDBの稼働中にHiRDBシステム定義を変更できるため,ここでHiRDBを正常終了する必要がありません。ただし,このコマンドを使用する場合はHiRDB Advanced High Availabilityが必要になります。HiRDBの稼働中にHiRDBシステム定義を変更する方法については,「9.2 HiRDBの稼働中にHiRDBシステム定義を変更する方法(システム構成変更コマンド)」を参照してください。
システム共通定義で次に示すオペランドを指定します。システム共通定義の内容を次に示します。
: set pd_rdarea_open_attribute_use = Y 1 set pd_rdarea_open_attribute = DEFER 2 : |
pdstart |
pdhold -r RDAREA1,RDAREA2,RDAREA3 -c |
pdmodコマンドのalter rdarea文を記述した制御文ファイル(/pdmod/alter01)を作成します。制御文ファイルの内容を次に示します。
alter rdarea RDAREA1 open attribute SCHEDULE; alter rdarea RDAREA2 open attribute SCHEDULE; alter rdarea RDAREA3 open attribute SCHEDULE; |
pdmod -a /pdmod/alter01 |
pdrels -r RDAREA1,RDAREA2,RDAREA3 -o |
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。
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