スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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14.1.2 例題1(インデクスの再編成方法)

表(TABLE01)に定義したインデクス(INDEX01)を再編成します。再編成するときの条件は次のとおりです。

<この項の構成>
(1) pdholdコマンドで再編成対象RDエリアを閉塞します
(2) pdrorgコマンドでインデクスを再編成します
(3) 再編成対象RDエリアのバックアップを取得します
(4) pdrelsコマンドでRDエリアの閉塞を解除します

(1) pdholdコマンドで再編成対象RDエリアを閉塞します

 
pdhold -r RDAREA1
 

(2) pdrorgコマンドでインデクスを再編成します

 
pdrorg -k ixor -t TABLE01 /pdrorg/rorg01
 

〔説明〕
-k:インデクスを再編成するためixorを指定します。
-t:インデクスを定義した表の名称を指定します。
/pdrorg/rorg01:pdrorgコマンドの制御文情報ファイル名を指定します。制御文情報ファイルの指定例を次に示します。
 
idxname name=INDEX01
idxwork bes1 /pdrorg
 
INDEX01:インデクス識別子
bes1:インデクス情報ファイルを作成するサーバ名(HiRDB/パラレルサーバの場合に指定します)
/pdrorg:インデクス情報ファイルを作成するディレクトリ名

(3) 再編成対象RDエリアのバックアップを取得します

更新前ログ取得モード(省略値)でインデクスを再編成したため,再編成対象RDエリア(RDAREA1)のバックアップを取得してください。バックアップの取得方法については,「6.4.8 例題8(RDエリア単位にバックアップを取得する場合)」を参照してください。

(4) pdrelsコマンドでRDエリアの閉塞を解除します

 
pdrels -r RDAREA1
 

 

コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。