スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
- 実行者 HiRDB管理者及び表の所有者(又はDBA権限保持者)
表に対してデータの追加を繰り返した結果,一つの表のデータ量が大きくなると,この表に対する処理性能が悪くなる場合があります。このような場合は,表の横分割数を増やしてください。
- 注意
- キーレンジ分割表の場合,DROP TABLEで表を削除してCREATE TABLEで表を再定義してください。表の再定義時に表の横分割数を増やしてください。
- ハッシュ分割表の場合,ALTER TABLEで表の横分割数を増やせます。
- 表の横分割数を増やすと,その表を使用しているストアドルーチンが無効になります。この場合,ALTER PROCEDURE又はALTER ROUTINEでストアドルーチンを再作成してください。
- トリガSQL文中に指定している表の横分割数を増やすと,トリガが無効になります。この場合,ALTER TRIGGER又はALTER ROUTINEでトリガを再作成してください。
- 表の横分割数を増やした後,必要があれば最適化情報収集ユティリティ(pdgetcstコマンド)を実行してください。ただし,抽象データ型は,最適化情報収集ユティリティの対象外となります。最適化情報収集ユティリティの実行要否については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。
- <この節の構成>
- 13.10.1 例題1(キーレンジ分割表の横分割数を増やす場合)
- 13.10.2 例題2(フレキシブルハッシュ分割表の横分割数を増やす場合)
- 13.10.3 例題3(FIXハッシュ分割表の横分割数を増やす場合)
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