スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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13.4.2 再編成時期予測機能を使用するための準備

再編成時期予測機能を使用するには次に示す準備が必要です。

<この項の構成>
(1) 解析情報表及び運用履歴表を格納するデータディクショナリ用RDエリアを作成する
(2) pd_rorg_predictオペランドを指定する
(3) システムログファイルの容量見積もりをする

(1) 解析情報表及び運用履歴表を格納するデータディクショナリ用RDエリアを作成する

解析情報表及び運用履歴表を格納するデータディクショナリ用RDエリアの容量見積もりをした後に,データベース構成変更ユティリティ(pdmodコマンド)でデータディクショナリ用RDエリアを作成してください。

解析情報表及び運用履歴表を格納するデータディクショナリ用RDエリアの容量見積もりについては,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。

参考
解析情報表及び運用履歴表を格納するデータディクショナリ用RDエリアの容量が不足した場合,HiRDBが再編成時期を予測できなくなります(容量不足が原因でSQLやコマンドがエラーとなることはありません)。
なお,表を追加したため,当初の見積もりで不足する場合は,解析情報表及び運用履歴表を格納するデータディクショナリ用RDエリアを拡張してください。

(2) pd_rorg_predictオペランドを指定する

pd_rorg_predictオペランドにYを指定してください。

(3) システムログファイルの容量見積もりをする

解析情報表又は運用履歴表が更新されるとシステムログが出力されるため,システムログファイルの容量見積もりを再度行ってください。システムログファイルの容量見積もりについては,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。

参考
HiRDB/パラレルサーバの場合は,ディクショナリサーバのシステムログファイルに出力されます。