スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
データディクショナリ用RDエリア(DATADIC)及びデータディクショナリLOB用RDエリア(DATALOB)に格納されているディクショナリ表を再編成します。更新前ログ取得モード(省略値)でディクショナリ表を再編成します。
RDエリアを閉塞した状態でバックアップを取得してください。バックアップを取得した後に,ほかのユーザがRDエリアの内容を更新しないようにRDエリアの閉塞を解除しないでください。
pdhold -r DATADIC,DATALOB |
再編成中の異常終了に備えて,データディクショナリ用RDエリア及びデータディクショナリLOB用RDエリアのバックアップを取得してください。RDエリアの拡張に必要となるディクショナリ表の再編成中にデータディクショナリ用RDエリア又はデータディクショナリLOB用RDエリアに容量不足が発生すると,RDエリアを拡張する対処が取れないため,RDエリアをバックアップから回復する必要があります。また,ディクショナリ表の再編成中にユニットがダウンすると,HiRDB起動時にディクショナリ表を参照できないで,フロントエンドサーバがSUSPEND状態となるため,RDエリアをバックアップから回復する必要があります。バックアップからの回復が必要かどうかの判断は,「(7)注意事項」の条件を参照してください。
制御文ファイル(/pdrorg/rorg01)の内容を次に示します。
unload /pdrorg/unfile1 1 lobunld /pdrorg/unfile2 2 |
pdrorg -k rorg -c dic /pdrorg/rorg01 |
データディクショナリ用RDエリア及びデータディクショナリLOB用RDエリア(DATADIC及びDATALOB)のバックアップを取得してください。バックアップの取得方法については,「6.4.8 例題8(RDエリア単位にバックアップを取得する場合)」を参照してください。
pdrels -r DATADIC,DATALOB |
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。
ディクショナリ表の再編成時,次に示すエラーが発生した場合は注意が必要です。
この場合,次に示す条件に応じて対処してください。
この場合,次のように対処してください。
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