スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
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タイムアウト情報の出力内容を次の図に示します。
図8-9 タイムアウト情報の出力内容
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タイムアウト情報の出力内容を以下に説明します。
- (1)タイムアウト発生日時
- HiRDBがタイムアウトを検知した日付と時刻(月 日 時:分:秒 西暦)を示します。
- ●タイムアウトとなったトランザクションを送信したサーバの情報
- (2)〜(13)の情報は,タイムアウトとなったトランザクションで最初に資源を占有したときの情報です。
- (2)UAP識別情報
- タイムアウトとなったトランザクションを送信したサーバに接続しているUAPの識別情報を示します。トランザクションを送信したのがユティリティの場合,ユティリティ名を示します。
- ここで表示する情報はpdls -d prc又はpdls -d trnコマンドで表示されるPROGRAMに該当します。ただし,一部のユティリティでは表示できません。表示できない場合は"********"を表示します。また,再開始処理で回復中のトランザクションの場合は"Rerun"が表示されます。
- (3)サーバ名
- タイムアウトとなったトランザクションを送信したサーバのサーバ名を示します。
- (4)プロセスID
- タイムアウトとなったトランザクションを送信したサーバプロセスのプロセスIDを示します。
- (5)トランザクション識別子
- タイムアウトとなったトランザクションの識別子を示します。
- 先頭が_cmdの場合はpdholdコマンドで確保した排他です。
- 先頭が_utlの場合はpdcopyコマンドで確保した排他です。
- ●タイムアウトとなったトランザクションが占有したすべての資源の情報
- (6)〜(9)の情報は,タイムアウトとなったトランザクションが占有したすべての資源の情報です。このトランザクションが資源を占有していなかった場合,各情報には空白が出力されます。
- (6)サーバ名
- タイムアウトとなったトランザクションが資源の占有を要求したサーバのサーバ名を示します。
- (7)排他制御モード
- タイムアウトとなったトランザクションが占有した資源に掛けた排他制御モードを示します。排他制御モードについては,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。
- (8)占有資源種別
- タイムアウトとなったトランザクションが占有した資源の種別を示します。資源種別については,「8.6.4 資源種別と資源情報」を参照してください。
- (9)占有資源情報
- タイムアウトとなったトランザクションが占有した資源の情報を示します。資源情報については,「8.6.4 資源種別と資源情報」を参照してください。
- ●タイムアウトとなったトランザクションが排他待ちとなった資源の情報
- (10)〜(13)の情報は,タイムアウトとなったトランザクションが排他待ちとなった資源の情報です。
- (10)サーバ名
- タイムアウトとなったトランザクションが資源の占有を要求したサーバのサーバ名を示します。
- (11)排他制御モード
- タイムアウトとなったトランザクションが排他待ちとなっている資源に掛けようとした排他制御モードを示します。排他制御モードについては,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。
- (12)待ち資源種別
- タイムアウトとなったトランザクションが排他待ちとなっている資源の種別を示します。資源種別については,「8.6.4 資源種別と資源情報」を参照してください。
- (13)待ち資源情報
- タイムアウトとなったトランザクションが排他待ちとなっている資源の情報を示します。資源情報については,「8.6.4 資源種別と資源情報」を参照してください。
- ●タイムアウトの要因となったトランザクションを送信したサーバの情報
- (14)〜(27)の情報は,タイムアウトとなったトランザクションが最初に資源を占有したときの情報です。複数出力される場合があります。
- (14)UAP識別情報
- タイムアウトの要因となったトランザクションを送信したサーバに接続しているUAPの識別情報を示します。トランザクションを送信したのがユティリティの場合,ユティリティ名を示します。
- ここで表示する情報はpdls -d prc又はpdls -d trnコマンドで表示されるPROGRAMに該当します。ただし,一部のユティリティでは表示できません。表示できない場合は"********"を表示します。また,再開始処理で回復中のトランザクションの場合は"Rerun"が表示されます。
- (15)サーバ名
- タイムアウトの要因となったトランザクションを送信したサーバのサーバ名を示します。
- (16)プロセスID
- タイムアウトの要因となったトランザクションを送信したサーバプロセスのプロセスIDを示します。
- (17)トランザクション識別子
- タイムアウトの要因となったトランザクションの識別子を示します。
- ●タイムアウトの要因となったトランザクションが占有したすべての資源の情報
- (18)〜(21)の情報は,タイムアウトの要因となったすべての資源の情報です。このトランザクションが資源を占有していなかった場合,各情報には空白が出力されます。
- (18)サーバ名
- タイムアウトの要因となったトランザクションが資源の占有を要求したサーバのサーバ名を示します。
- (19)排他制御モード
- タイムアウトの要因となったトランザクションが占有した資源に掛けた排他制御モードを示します。排他制御モードについては,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。
- (20)占有資源種別
- タイムアウトの要因となったトランザクションが占有した資源の種別を示します。資源種別については,「8.6.4 資源種別と資源情報」を参照してください。
- (21)占有資源情報
- タイムアウトの要因となったトランザクションが占有した資源の情報を示します。資源情報については,「8.6.4 資源種別と資源情報」を参照してください。
- ●タイムアウトの要因となったトランザクションが排他待ちとなった資源の情報
- (22)〜(27)の情報は,タイムアウトの要因となった資源の情報です。なお,「wait」以下の情報は,出力されない場合があります。
- (22)サーバ名
- タイムアウトの要因となったトランザクションが資源の占有を要求したサーバのサーバ名を示します。
- (23)排他制御モード
- タイムアウトの要因となったトランザクションが排他待ちとなっている資源に掛けようとした排他制御モードを示します。排他制御モードについては,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。
- (24)待ち資源種別
- タイムアウトの要因となったトランザクションが排他待ちとなっている資源の種別を示します。資源種別については,「8.6.4 資源種別と資源情報」を参照してください。
- (25)待ち資源情報
- タイムアウトの要因となったトランザクションが排他待ちとなっている資源の情報を示します。資源情報については,「8.6.4 資源種別と資源情報」を参照してください。
- (26)ユーザ識別子
- HiRDBに接続しているユーザを一意に識別するために,HiRDBが動的に割り当てる通番を示します。
- (27)デッドロックプライオリティ値
- デッドロックとなったトランザクションのデッドロックプライオリティ値を示します。
タイムアウト情報の出力例を次の図に示します。
図8-10 タイムアウト情報の出力例
![[図データ]](FIGURE/ZU080080.GIF)
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