スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
HiRDB/パラレルサーバの稼働中に,ユニット下のRDエリアを対象としたバックアップを取得します。
システム構成は,「図6-5 JP1/OmniBack IIを使用してバックアップを取得するときのシステム構成例(JP1/OmniBack IIがサーバマシン間の通信を行う場合)」で示したとおりとします。サーバマシン2のユニット(UNT2)下のRDエリアのバックアップを取得します。バックアップの格納先はサーバマシン3のJP1/OmniBack IIのオブジェクトとします。
データベース回復時に必要なシステムログを物理的に分けるために,システムログファイルをスワップさせます。(2)で取得するバックアップを使用してRDエリアを回復する場合は,これ以降に取得したシステムログ(これ以降,現用になったファイルのシステムログ)が入力情報になります。
pdlogswap -d sys -s bes3 -w |
pdcopy -m /rdarea/mast/mast01 -M r -u UNT2 -k o -b host03:backup002 -G DLT02 |
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。
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