スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
バックアップを取得する前に,次に示す環境設定が必要です。
JP1/OmniBack IIをインストールして,ライセンスを取得してください。ライセンスについては,JP1/OmniBack IIのソフトウェア添付資料を参照してください。
JP1/OmniBack IIをインストールした後,各サーバマシンでpdsetupコマンドを実行します。このとき,-pオプションにOmniBackを指定してください。既にpdsetupコマンドを実行している場合は,いったんpdsetup -dコマンドを実行して,その後pdsetupコマンドを実行してください。pdsetupコマンドについては,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。なお,-pオプションにOmniBackを指定する場合は,HiRDBを構成するすべてのサーバマシンでこのオプションを指定してください。
ディスクエージェント及びメディアエージェントの配布方法については,JP1/OmniBack IIのマニュアルを参照してください。
HiRDB管理者をJP1/OmniBack IIのユーザとして,adminユーザクラスに登録してください。
ロジカルデバイスの作成方法については,JP1/OmniBack IIのマニュアルを参照してください。
JP1/OmniBack IIのセルマネジャがあるサーバマシンに,次に示すディレクトリ(バーリストファイルを格納するディレクトリ)を作成してください。
なお,次に示すようにディレクトリの権限などを設定してください。
(5)で作成したディレクトリ下にバーリストファイルを作成します。次に示すようにバーリストファイルの権限などを設定してください。
なお,バーリストファイル名は64文字以内の英数字としてください。バーリストファイルの作成例を次に示します。
BARLIST "バ−リストのファイル名" ...1 DEFAULTS { } DEVICE "ロジカルデバイスの名称" ...2 { } CLIENT HiRDB ホスト名 ...3 { -public ...4 } -protect 保護指定 ...5 |
JP1/OmniBack IIのマウントプロンプトの自動処理を設定してください。マウントプロンプトの自動処理については,JP1/OmniBack IIのマニュアルを参照してください。
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