スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
システムログファイルの空き率が警告値未満になると,警告メッセージKFPS01162-Wを出力します。
KFPS01160-Eメッセージを出力して,該当するサーバの新規トランザクションのスケジューリングを抑止します。運用コマンド及びユティリティの内部で発生するトランザクションも抑止対象になります。以後,このサーバでトランザクション処理を行うUAPには,KFPA19703-E(reason=TRNPAUSE)メッセージを出力してエラーリターンします。運用コマンド及びユティリティは異常終了します。このサーバ以外ではトランザクションを処理できますが,ほかのサーバからこのサーバにトランザクションがブランチした場合,UAPにはKFPA19703-E(reason=TRNPAUSE)メッセージを出力してエラーリターンします。
該当するサーバで処理中のトランザクションを強制終了します。強制終了したトランザクションにはKFPA11722-E(reason=SERVER PROCESS DOWN)メッセージを出力してエラーリターンします。なお,次に示すトランザクションは強制終了対象外になります。この場合,KFPS01163-Wメッセージを出力してトランザクションの処理が終了するまで待ち合わせます。
また,上記以外のトランザクション以外でも,システムログファイルに障害が発生している場合は,トランザクションを強制終了しないことがあります。
シンクポイントを「有効保証世代数+1」回取得します。シンクポイントがすぐに有効化できない場合は,シンクポイントの取得をスキップしないでシンクポイントの有効化が完了するまで待ち合わせます。シンクポイントを取得するとシステムログファイルの空き率が増えます。空き率が警告値以上になると,新規トランザクションのスケジューリングを開始します。このとき,KFPS01161-Iメッセージを出力します。
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