スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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3.8.4 運用例2(アンロードログファイル作成ディレクトリが二つの場合)

ここでは,次に示す条件下での自動ログアンロード機能の運用例を説明します。

<この項の構成>
(1) ディスクが満杯になるとアンロードログファイル作成ディレクトリが切り替わります
(2) ディレクトリ内の全アンロードログファイルをほかの媒体に移動します

(1) ディスクが満杯になるとアンロードログファイル作成ディレクトリが切り替わります

ディスクが満杯になるとアンロードログファイル作成ディレクトリ2に切り替わります。このとき,KFPS01151-Iメッセージが出力されます。

 
KFPS01151-I bes1 changed auto log unload directory from /unlddir1/bes1
to /unlddir2/bes1.reason=1665
 

〔説明〕
アンロードログファイル作成ディレクトリが,/unlddir1/bes1から/unlddir2/bes1に切り替わりました。

(2) ディレクトリ内の全アンロードログファイルをほかの媒体に移動します

/unlddir1/bes1内の全アンロードログファイルをほかの媒体に移動してください。

(1)と(2)の作業を繰り返して,アンロードログファイルを別の媒体に格納していきます。