スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
3と4の条件については,どちらかを満たしていればよいです。
ユニットを開始するとき,HiRDBはユニット内のサーバを並列に起動しています。このとき,一部のサーバでHiRDBシステム定義のオペランド不正,又は何らかの障害が発生すると,そのユニット全体の開始に失敗します。このとき,次に示す現象が起きることがあります。
このとき,HiRDBは次のユニット開始時に,新たな現用ファイルを割り当てます。したがって,前回のユニット開始時に割り当てられた現用ファイルをクローズ状態にします(再使用しません)。このクローズ状態になったシステムログファイルを,再度現用ファイルとして割り当てるために,HiRDB管理者は次に示すどちらかの処置をしてください。
該当するシステムログファイルにpdlogunld又はpdlogchgコマンドを実行した後に,HiRDBの稼働状況に応じて次の処置をします。
HiRDBの稼働状況 | HiRDB管理者の処置 |
---|---|
HiRDBが稼働中の場合 | 該当するシステムログファイルにpdlogopenコマンドを実行します。 |
ユニットを正常開始する前の場合 | 処置をする必要はありません。ユニット開始時に現用として割り当てできるシステムログファイルとして認識されます。 |
ユニットを再開始する前の場合 | ユニットを再開始した後に,該当するシステムログファイルにpdlogopenコマンドを実行してください。 |
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