スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)

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12.1 グローバルバッファの割り当て

グローバルバッファとは,ディスク上のRDエリアに格納されているデータを入出力するためのバッファの集まりのことで,共用メモリ上に確保されます。データを更新するためにバッファ上で更新され,データベースには未反映のバッファを更新バッファといいます。また,データを参照するためのバッファ,及びデータベースに反映済みのバッファを参照バッファといいます。

データを格納するRDエリア又はインデクスには,必ずグローバルバッファを割り当てます。グローバルバッファには次に示す種類があります。

また,HiRDBの稼働中にグローバルバッファを追加,変更,又は削除することをグローバルバッファの動的変更といいます。動的変更をするには,pdbufmodコマンドを使用します。グローバルバッファの動的変更の詳細は,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。

それぞれのグローバルバッファと割り当て方法について説明します。

<この節の構成>
12.1.1 インデクス用グローバルバッファの割り当て
12.1.2 データ用グローバルバッファの割り当て
12.1.3 LOB用グローバルバッファの割り当て
12.1.4 グローバルバッファの割り当て方法