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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 解説


付録C.12 07-01での変更点

TP1/Server Base 07-01での関数,定義およびコマンドの追加と削除を次の表に示します。

表C‒32 TP1/Server Base 07-01での関数,定義およびコマンドの追加と削除

種別

分類

内容

追加

関数

なし

定義

ネームサービス定義

  • name_nodeid_check_messageオペランド

XAリソースサービス定義

  • xar_msdtc_useオペランド

コマンド

dcpplistコマンド

dcdefchkコマンド

  • -lオプション

  • -cオプション

  • -wオプション

  • -eオプション

xarinitコマンド

  • -sオプション

xarlsコマンド

  • -rオプション

削除

なし

TP1/Message Control 07-01,TP1/NET/Library 07-01での関数,定義およびコマンドの追加と削除を次の表に示します。

表C‒33 TP1/Message Control 07-01,TP1/NET/Library 07-01での関数,定義およびコマンドの追加と削除

種別

分類

内容

追加

関数

なし

定義

ユーザサービス定義

  • mcf_prf_traceオペランド

MCFマネジャ定義

  • mcfmsvg定義コマンド

MCFアプリケーション定義

  • mcfaalcap定義コマンドの-Nオプションのmodelnameオペランド

MCF性能検証用トレース定義

  • prf_file_sizeオペランド

  • prf_file_countオペランド

システムサービス情報定義

  • mcf_prf_traceオペランド

システムサービス共通情報定義

  • mcf_prf_trace_levelオペランド

  • DCMCFQUEBAKオペランド

コマンド

mcftlslnコマンド

mcftoflnコマンド

mcftonlnコマンド

削除

なし

TP1/Server Base 07-01での動作の変更点を次の表に示します。

表C‒34 TP1/Server Base 07-01での動作の変更

分類

内容

定義

リアルタイム取得項目定義

  • rts_jnl_readオペランドで取得する情報(「回数」)を,「回数,最大時間,最小時間,平均時間」に変更

  • rts_jnl_writeオペランドで取得する情報(「回数」)を,「回数,最大時間,最小時間,平均時間」に変更

コマンド

xarevtrコマンド

  • .NET Frameworkからの接続に対して「アプリケーションサーバ名称」を表示

  • 「アプリケーションサーバXID情報」の表示(GTRIDの先頭28バイト以内)をGTRIDの先頭64バイト以内に拡大

  • 「アプリケーションサーバXID情報」の表示(BQUALの先頭28バイト以内)をBQUALの先頭64バイト以内に拡大

xarforceコマンド

  • -tオプションに指定する「OpenTP1トランザクションID」の最大文字数(56文字)を80文字に拡大

  • -uオプションに指定する「クライアントトランザクションID」の最大文字数(256文字)を280文字に拡大

xarlsコマンド

  • 表示する「OpenTP1トランザクションID」の最大文字数(56文字)を80文字に拡大

  • 表示する「クライアントトランザクションID」の最大文字数(256文字)を280文字に拡大

rtseditコマンド

  • -mオプションの出力結果にRTSログファイルのバージョン情報を追加

xarfillsコマンド

  • 出力結果に「格納可能RI長」を追加

xarlsコマンド

  • -cオプションの出力結果に「DID情報」,「ノードID情報」および「MSDTC連携で使用する回復情報」を追加

その他

rapリスナーおよびRTSSPP(リアルタイム統計情報サービスの拡張機能)に対して,次に示すコマンドが有効にならないように変更

scdchprc,scdhold,scdrles,scdrsprc

XAリソースサービスを使用したRPCコールにデータ圧縮機能を追加

TP1/Message Control 07-01,TP1/NET/Library 07-01での動作の変更点を次の表に示します。

表C‒35 TP1/Message Control 07-01,TP1/NET/Library 07-01での動作の変更

分類

内容

その他

次の指定をしたときに,MCF性能検証用トレース情報を取得するように変更

  • システム共通定義のprf_traceオペランドにYを指定,または指定を省略

  • システムサービス共通情報定義のmcf_prf_trace_levelオペランドに00000001を指定

MCF通信プロセス識別子を表示できるように変更

サーバ型コネクションの確立要求の受付開始・終了を,手動でできるように変更

TP1/Server Base 07-01,TP1/Message Control 07-01,およびTP1/NET/Library 07-01での関数,定義およびコマンドのデフォルト値の変更はありません。