5.1.4 データ連携支援の実行
データ連携支援実行コマンドを実行します。
データ連携支援とUOCとは同一のプロセス,同一のスレッドで動作します。そのため,UOCの動作環境は,データ連携支援と同様となります。詳細について次に示します。
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標準入力(stdin)は,データ連携支援によって/dev/nullにリダイレクトされます。
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標準出力(stdout)および標準エラー出力(stderr)は,データ連携支援によってメッセージログファイルにリダイレクトされます。
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データ連携支援を開始すると,$EERKSDIR環境変数で指定したデータ連携支援環境下にデータ連携支援実行環境($EERKSDIR/job/データ連携支援ID/run)が作成されます。このディレクトリをカレントディレクトリとして,データ連携支援が稼働します。
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ユーザID(UID)とグループID(GID)は,データ連携支援の環境設定時に指定した値になります。
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umaskは000です。
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制御端末はありません。
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UOC内ではシグナル関連の操作は行わないでください。