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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


24.8.4 履歴情報表の状態を障害中にする

-cオプションにerrを指定して,eeaphchghコマンドを実行することで,履歴情報表の状態を障害中に変更します。

次のような場合,履歴情報表の状態が障害中にならないので使用できません。そのため,本コマンドを使用します。

UAP履歴情報グループの状態表示コマンド(eeaphlsh -nオプション指定)を実行し,すべてのTP1/EEプロセス状態がSTA(起動中)でないことを確認してから実施してください。TP1/EEプロセス状態にSTA(起動中)があるときは,eeaphchgphコマンドでTP1/EEの停止状態に応じた状態にしてください。

UAP履歴情報グループの状態表示コマンド(eeaphlsh -tオプション指定)で表示した履歴情報表の状態が障害中(ERR)の場合,履歴情報表を取得用履歴情報表作成コマンド(eeaphtblh -rオプション指定)で再作成できます。

なお,-cオプションにerrを指定しても,TP1/EEで検知できないような表破壊などで表状態を障害中にできない場合,-cオプションにferを指定してください。強制的に,表状態を障害中にします。