24.8.2 履歴情報表の状態を使用済みにする
-cオプションにuseを指定して,eeaphchghコマンドを実行することで,履歴情報表の状態を使用済みに変更します。
リソースマネジャ障害などで使用済みに履歴情報表の状態を変更できなかった場合(KFSB50953-E,KFSB50954-E,KFSB50955-E,KFSB50969-Eメッセージ出力)に使用します。
UAP履歴情報グループの状態表示コマンド(eeaphlsh -nオプション指定)を実行し,すべてのTP1/EEプロセス状態にSTA(起動中)がないことを確認してから実施してください。TP1/EEプロセス状態にSTA(起動中)があるときは,eeaphchgphコマンドでTP1/EEの停止状態に応じた状態にしてください。
(1) 正常終了の場合
TP1/EE終了後にeeaphchghコマンドで履歴情報表の状態を現用から使用済みに変更してください。
(2) 計画停止Aの場合(トランザクション関連定義trn_aph_planend_swapにY指定時)
計画停止AによるTP1/EE終了後にeeaphchghコマンドで履歴情報表の状態を現用から使用済みに変更してから再開始してください。本運用を行わないで再開始を行ったときは,現用表の続きからUAP履歴情報を書き込みます。
(3) 異常終了後に強制正常開始したい場合
TP1/EE開始前にeeaphchghコマンドで履歴情報表の状態を現用から使用済みに変更してください。本運用を行わないで強制正常開始を行った場合,状態不正によってKFSB50952-Eメッセージを出力する場合がありますので,必ず本運用を行ってください。