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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


3.12.2 UAP履歴情報のバッファリング

UAP履歴情報取得要求時,UAP履歴情報を履歴情報バッファにコピー(バッファリング)します。

書き込み先のUAP履歴情報グループが同じUAP履歴情報については,すでにUAP履歴情報を格納済みの履歴情報バッファのエリアに空きがあれば,空きエリアにコピー(ブロッキング)します。

UAP履歴情報サイズが履歴情報バッファより小さい場合,1つの履歴情報バッファに複数のUAP履歴情報を格納できます。

また,UAP履歴情報サイズが履歴情報バッファより大きい場合,UAP履歴情報を分割して,複数の履歴情報バッファに格納できます(詳細は,「3.12.5 UAP履歴情報の分割書き込み」を参照してください)。

履歴情報バッファに空きがなくなったとき,または格納した履歴情報バッファが32面になり,まだ格納するUAP履歴情報があるときは,履歴情報表へ書き込みを行い,残りをバッファリングします。

図3‒12 UAP履歴情報のブロッキング

[図データ]