3.12.5 UAP履歴情報の分割書き込み
UAP履歴情報を複数行に分割して履歴情報表に書き込みできるようにすることで,ディスクの使用効率を上げるとともに,後続スペースの埋め込み頻度を下げて性能への影響を抑えられます。
1つのUAP履歴情報は,最大15個(ブロッキングがある場合は,16個)まで分割できます。分割数は,UAP履歴情報のサイズとeeaphgrphコマンドの-zオプション指定値によって決定します。分割数の見積もり方法については,「24.17 履歴情報レコードのフォーマット」を参照してください。
UAP履歴情報を履歴情報表に分割書き込みするときの例を次に示します。
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UAP履歴情報取得要求で指定されたUAP履歴情報をeeaphgrphコマンドの-zオプション指定値に従い,分割してバッファにコピーします。
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分割したバッファごとに履歴情報表の各行に配列を使用したUPDATE機能によってUAP履歴情報を書き込みます。
図3‒18 UAP履歴情報の分割書き込み