Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(Linux®用)
LVM2を使用する場合の注意事項を次に示します。
- HDLMデバイス上の論理ボリューム(LVM2)をブートディスクとして使用した場合は,LVM2の物理ボリュームとしてSCSIデバイスを使用できません。
- LVM2の物理ボリュームとしてSCSIデバイスとHDLMデバイスを同時に使用する場合は,HDLMの管理対象となるSCSIデバイスがLVM2に認識されないように,/etc/lvm/lvm.confを編集してください。
LVM2の物理ボリュームとして,SCSIデバイス(/dev/sda)とHDLMデバイスを同時に使用する場合の編集例を次に示します。filter = [ "a|sddlm[a-p][a-p].*|", "a|/dev/sda[1-9].*|", "r|/dev/sd|" ]下線部は,LVM2に認識させたいSCSIデバイスを表します。
なお,この項ではすべてのSCSIデバイスがLVM2に認識されないように,/etc/lvm/lvm.confのfilterの記述を次のとおりにしています。filter = [ "a|sddlm[a-p][a-p].*|", "r|/dev/sd|" ]
All Rights Reserved. Copyright© 2011, 2013, Hitachi, Ltd.