1.3.2 UDP
UDPプロトコルでは,関数の引数の指定によって,制御ヘッダまたはMCP構成定義で送信先を指定します。
- 〈この項の構成〉
(1) 制御ヘッダで指定する場合
引数senddata(またはデータ名W)に指定する制御ヘッダで,送信先を指定します。制御ヘッダの領域には,送信先となる相手IPアドレス,および相手ポート番号を指定します。
(2) MCP構成定義で指定する場合
引数opcd(またはデータ名G)の指定で,MCP構成定義で指定する送信先にメッセージが送信されるようにします。この場合,制御ヘッダの内容に関係なく,MCP構成定義で指定した送信先が有効になります。
送信先は,MCP構成定義のeemcple定義コマンドで指定します。
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-oオプションのoipaddrオペランドで相手システムのホストのIPアドレス,またはohostnameオペランドで相手システムのホスト名を指定
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-oオプションのoportnoオペランドで相手システムのホストのポート番号を指定