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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引


付録E.8 変更内容(3000-3-982-40)

uCosminexus TP1/Server Base Enterprise Option 07-01の製品の変更内容(3000-3-982-40)を表に示します。

追加・変更内容

Oracleをリソースマネジャとして使用できるようにした。また,Oracleをリソースマネジャとして使用する場合にSQLトレースを取得できるようにした。

これに伴い,次のとおりに定義を変更した。

プロセス関連定義

other_lib_stack_sizeオペランドを追加した。

トランザクション関連定義

trnstring定義コマンドに,-rオプションおよび-xオプションを追加した。

また,次のとおりにコマンドを変更した。

  • eedbqtbloコマンドを追加した。

  • eetrblinedumpコマンドおよびeetrblineedコマンドに,-qオプションおよび-lオプションを追加した。

リソースマネジャとのコネクションを解放することで,Oracleの暗黙カーソルをクローズできるようにした。

メッセージログの言語種別に英語を追加した。

これに伴い,コマンドに英語の出力形式を追加した。

TP1/EEがクライアントUAPの場合のRPC通信で,UNIXドメインを使用できるようにした。

これに伴い,RPC関連定義のrpc_connect_unixdomainオペランドを追加した。

トランザクションごとにxa_open関数およびxa_close関数を発行できるようにした。

これに伴い,トランザクション関連定義にtrn_rm_open_close_scopeオペランドを追加した。

ホスト名に指定できる文字の種類および文字数を拡張した。

オペランドの指定範囲をTP1/Server Baseと統一した。

eesvstartコマンドおよびeesvstopコマンドに,複数のユーザサーバを指定できるようにした。

32ビットアーキテクチャ対応OSを使用する環境で必要となるオブジェクトファイルを作成できるようにした。

これに伴い,eetrnmkobjコマンドに-Cオプションを追加した。

通信障害によるメッセージの消失を軽減するために,TP1/EEが使用するポート番号を,自動的に割り当てる機能を追加した。

これに伴い,RPC関連定義のrpc_reply_port_autoオペランドを追加した。

TP1EEファイルシステムのI/O処理時間を監視できる機能を追加した。

これに伴い,ファイルサービス関連定義を追加した。

ファイルサービス関連定義

fil_watch_time

fil_watch_timeout

別プロセスによるトランザクション回復に時間が掛かる場合の対策方法を記載した。