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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引


11.7.2 TASKTMファイル

TASKTM情報とは,トランザクションごとの統計情報です。eetrbtaskedコマンドを実行して編集,出力します。障害が発生した時刻指定やIFA番号,カレント中央処理通番などで抽出できます。編集結果をリダイレクトするか,CSV形式で出力して保存することをお勧めします。なお,TP1/EEが起動中の場合,eetrbtaskfputコマンドを実行してTASKTMファイルを強制出力させることもできます。eetrbtaskfputコマンドを実行した場合,出力バッファのサイズに達していないときでもバッファをファイルに出力し,ファイルサイズに達しないときでも使用中ファイルをクローズして次ファイルを使用します。

また,TASKTMファイルに出力する前にアボートした場合に備えて,eetrbtaskdumpコマンドを実行してコアファイルまたはメモリダンプファイルから情報を取得し,編集結果を出力できます。

古いTASKTMファイルを残しておきたい場合は,新しいTASKTMファイルを出力して古いファイルを上書きしてしまう前に,コピーしておいてください。