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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引


eetrntim

〈このページの構成〉

名称

トランザクション処理の監視時間の変更

形式

eetrntim -g サービスグループ名 {-s トランザクション種別
                                 -t トランザクション処理監視時間 
                               |-r|-l}

機能

トランザクション処理の監視時間を変更します。

オプション

●-g サービスグループ名  〜〈1〜31文字の識別子〉

TP1/EEプロセスのサービスグループ名を指定します。

●-s トランザクション種別

トランザクション処理の監視時間を変更するトランザクション種別を指定します。

MI

初期化トランザクション(trn_expiration_time_mi)

ME

終了トランザクション(trn_expiration_time_me)

MN

サービストランザクション(trn_expiration_time_mn)

E1

エラートランザクション1(trn_expiration_time_e1)

E2

エラートランザクション2(trn_expiration_time_e2)

E3

エラートランザクション3(trn_expiration_time_e3)

E4

エラートランザクション4(trn_expiration_time_e4)

ES

エラートランザクションS(trn_expiration_time_es)

ER

エラートランザクションR(trn_expiration_time_er)

TM

タイマトランザクション(trn_expiration_time_tm)

UI

実行系連絡トランザクション(trn_expiration_time_ui)

MV

イベント通知トランザクション(trn_expiration_time_mv)

RL

MCP後処理トランザクション(trn_expiration_time_rl)

UT

ユーザ初期化トランザクション(trn_expiration_time_ut)

CU

ユーザコマンドトランザクション(trn_expiration_time_cu)

JI

共有リソース初期化トランザクション(trn_expiration_time_ji)

ALL

-sオプションで指定できるすべてのトランザクション種別を変更対象とします。

●-t トランザクション処理監視時間  〜((0〜65535))

変更するトランザクション処理の監視時間を指定します。

0を指定した場合,監視をしません。

●-r

-sオプションで指定できるすべてのトランザクション種別のトランザクション処理の監視時間を,eetrntimコマンドで変更する前の値に戻します。eetrntimコマンドで変更する前の値とは,トランザクション関連定義のtrn_expiration_timeオペランド,またはtrn_expiration_time_**オペランド(**は小文字のトランザクション種別)で指定した値です。

●-l

コマンド実行時の,トランザクション種別ごとのトランザクション処理の監視時間を表示します。

出力形式

●「eetrntim -g サービスグループ名 -s トランザクション種別 -t トランザクション処理監視時間」または「eetrntim -g サービスグループ名 -r」と指定した場合

日本語の出力形式を次に示します。

[図データ]

英語の出力形式を次に示します。

[図データ]

出力形式中の,右端の数字の意味を次に示します。

出力形式中の,各変数の意味を次に示します。

変数

意味

aa

トランザクション種別(2文字)

監視時間を変更したトランザクションの種別

  • MI…初期化トランザクション

  • ME…終了トランザクション

  • MN…サービストランザクション

  • E1…エラートランザクション1

  • E2…エラートランザクション2

  • E3…エラートランザクション3

  • E4…エラートランザクション4

  • ES…エラートランザクションS

  • ER…エラートランザクションR

  • TM…タイマトランザクション

  • UI…実行系連絡トランザクション

  • MV…イベント通知トランザクション

  • RL…MCP後処理トランザクション

  • UT…ユーザ初期化トランザクション

  • CU…ユーザコマンドトランザクション

  • JI…共有リソース初期化トランザクション

bb....bb

トランザクション関連定義による指定時間(5けた以内の10進数)

トランザクション関連定義のtrn_expiration_timeオペランド,またはtrn_expiration_time_**オペランド(**は小文字のトランザクション種別)で指定したトランザクション処理の監視時間を表示します。

cc....cc

変更前のトランザクション処理の監視時間(5けた以内の10進数)

変更前のトランザクション処理の監視時間を表示します。

dd....dd

変更後のトランザクション処理の監視時間(5けた以内の10進数)

変更後のトランザクション処理の監視時間を表示します。

●「eetrntim -g サービスグループ名 -l」と指定した場合

日本語の出力形式を次に示します。

[図データ]

英語の出力形式を次に示します。

[図データ]

出力形式中の,右端の数字の意味を次に示します。

出力形式中の,各変数の意味を次に示します。

変数

意味

aaa

トランザクション種別(2文字または3文字)

監視時間を表示するトランザクションの種別

  • MI…初期化トランザクション

  • ME…終了トランザクション

  • MN…サービストランザクション

  • E1…エラートランザクション1

  • E2…エラートランザクション2

  • E3…エラートランザクション3

  • E4…エラートランザクション4

  • ES…エラートランザクションS

  • ER…エラートランザクションR

  • TM…タイマトランザクション

  • UI…実行系連絡トランザクション

  • MV…イベント通知トランザクション

  • RL…MCP後処理トランザクション

  • UT…ユーザ初期化トランザクション

  • CU…ユーザコマンドトランザクション

  • JI…共有リソース初期化トランザクション

  • SYS…システム用トランザクション

bb....bb

トランザクション関連定義による指定時間(5けた以内の10進数)

トランザクション関連定義のtrn_expiration_timeオペランド,またはtrn_expiration_time_**オペランド(**は小文字のトランザクション種別)で指定したトランザクション処理の監視時間を表示します。

cc....cc

トランザクション処理の監視時間(5けた以内の10進数)

コマンド実行時のトランザクション処理の監視時間を表示します。

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFSB90901-E

コマンドの形式が不正です。

標準エラー出力

KFSB90902-E

フラグ引数が不正です。

標準エラー出力

KFSB90904-E

コマンドが失敗しました。

標準エラー出力

KFSB90905-E

領域の確保に失敗しました。

標準エラー出力

KFSB90906-E

内部矛盾が発生しました。

標準エラー出力

KFSB90923-I

ヘルプメッセージ

標準出力

注意事項