eedbqrst
形式
eedbqrst -g サービスグループ名 {-q DBキュー名 | -u{uap|user|all}}
機能
DBキュー名またはDBキュー種別を指定して,DBキューを読み出し再開状態にします。
DBキュー名は,メッセージを読み出しているTP1/EEプロセスのサービスグループ名を意識しないでDBキューの読み出しを再開したい場合に指定します。
DBキュー種別は,-gオプションで指定したTP1/EEプロセスで読み出しているDBキューを一括で再開したい場合に指定します。また,eedbqstopコマンドで一括停止したDBキューを一括で再開したい場合にも指定します。
オプション
●-g サービスグループ名 〜〈1〜31文字の識別子〉
読み出しを再開するTP1/EEプロセスのサービスグループ名を指定します。
●-q DBキュー名 〜〈1〜27文字の識別子〉
読み出しを再開するDBキュー名を指定します。
-qオプションに指定したDBキューを読み出しているTP1/EEプロセスが,-gオプションに指定したTP1/EEプロセスと異なる場合,メッセージを読み出しているTP1/EEのバージョン07-80以降,かつDBキューのフォーマットタイプが1であれば,RPC通信でDBキューを読み出し元に関係なく再開します。
●-u {uap|user|all}
読み出しを再開する,-gオプションで指定したTP1/EEプロセスで読み出しているDBキューの種別を指定します。
- uap
-
UAP間通信をするDBキュー
- user
-
ユーザキューアクセスをするDBキュー
- all
-
UAP間通信機能を使用するDBキューとユーザキューアクセス機能を使用するDBキュー
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFSB95600-E |
メモリを確保できません。 |
標準エラー出力 |
KFSB95601-E |
コマンドの形式が不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95602-E |
コマンドのオプションが不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95633-I |
DBキューの読み出しを開始しました。 |
標準出力 |
KFSB95650-E |
TP1/EEプロセスでエラーを検知したため,DBキューコマンドが失敗しました。 |
標準エラー出力 |
KFSB95651-E |
コマンドプロセスでエラーを検知したため,DBキューコマンドが失敗しました。 |
標準エラー出力 |
KFSB95665-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力 |
注意事項
-
指定したDBキューがすでに読み出し再開状態の場合,コマンド成功を示すKFSB95633-Iメッセージを出力します。
-
DBキュー機能関連定義のdbqgrpdef定義コマンドの-kオプションに1を指定したDBキューに対してeedbqrstコマンドを実行した場合,DBキューのステータスが他サーバ読み出しのときでも,コマンド成功を示すKFSB95633-Iメッセージを出力することがあります。
-
次に示す条件を満たす場合,DBキュー読み出し先サーバ変更機能とこのコマンドが競合すると,コマンド成功を示すKFSB95633-Iメッセージを出力してもDBキューが読み出し再開状態にならないことがあります。
-
-qオプション指定時にメッセージを読み出しているTP1/EEのバージョンが07-80以降
-
DBキューのフォーマットタイプが1
-