eedbqlsdq
形式
eedbqlsdq -g サービスグループ名 -s{act|dct|all} 〔-u{uap|user|all}〕 〔-m〕
機能
DBキューの状態や,未読み出しメッセージの有無をリスト表示します。
オプション
●-g サービスグループ名 〜〈1〜31文字の識別子〉
DBキューの状態をリスト表示するTP1/EEプロセスのサービスグループ名を指定します。
●-s {act|dct|all}
リスト表示するDBキューの状態を指定します。
- act
-
読み出し開始状態または読み出し再開始状態のDBキューをリスト表示します。
- dct
-
次の状態のDBキューをリスト表示します。
-
コマンド,定義,または関数による読み出し停止状態
-
障害による読み出し停止状態
-
読み出し停止を受け付けたが,DBキュー読み出しトランザクションまたはスキップトランザクションの実行中
-
DBの構成不正,またはDBキュー内部矛盾による使用不可状態
-
リソースマネジャ未接続による使用不可状態
-
- all
-
状態に関係なくDBキューをリスト表示します。
●-u {uap|user|all} 〜《all》
リスト表示するDBキューの種別を指定します。
- uap
-
UAP間通信をするDBキュー
- user
-
ユーザキューアクセスをするDBキュー
- all
-
UAP間通信をするDBキューとユーザキューアクセスをするDBキュー
●-m
未読み出しメッセージがあるDBキューをリスト表示します。
ただし,次の状態のDBキューは未読み出しメッセージの有無に関係なくリスト表示します。
-
DBの構成不正,またはDBキュー内部矛盾による使用不可状態
-
リソースマネジャ未接続による使用不可状態
-mオプションの指定を省略した場合は,未読み出しメッセージの有無に関係なくリスト表示します。
出力形式
日本語の出力形式を次に示します。
状態 :DBキュー名 種別 xxx (y,z) :aa....aa※ bb....bb c
英語の出力形式を次に示します。
status : DB queue name DB queue type xxx (y,z) : aa....aa※ bb....bb c
- 注※
-
出力対象のDBキューが複数ある場合は,出力対象のDBキュー数分の行が出力されます。出力対象のDBキューがない場合は,「対象のDBキューはありません。」を表示します。
出力形式中の,各変数の意味を次に示します。
変数 |
意味 |
---|---|
xxx |
DBキューのステータス1
|
y |
DBキューのステータス2
xxxがDTE,DTR,CMEの場合,および,DBアクセスエラーなどによってDBキューのステータス2を確認できない場合は,「*」を表示します。 |
z |
DBキュー書き込み禁止ステータス
|
aa....aa |
DBキュー名 |
bb....bb |
リスト表示するDBキューの種類
|
c |
未読み出しメッセージ数の確認結果 -mオプションを指定した場合,または未読み出しメッセージ数を確認できなかった場合は「*」を出力します。通番の初期化中の場合,未読み出しメッセージ数を確認できません。 未読み出しメッセージ数を確認できた場合,または-mオプションを指定しなかった場合は「*」を出力しません。 |
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFSB95600-E |
メモリを確保できません。 |
標準エラー出力 |
KFSB95601-E |
コマンドの形式が不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95602-E |
コマンドのオプションが不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95650-E |
TP1/EEプロセスでエラーを検知したため,DBキューコマンドが失敗しました。 |
標準エラー出力 |
KFSB95651-E |
コマンドプロセスでエラーを検知したため,DBキューコマンドが失敗しました。 |
標準エラー出力 |
KFSB95661-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力 |
注意事項
-
コマンド実行中に障害が発生したDBキューは,-sオプションまたは-mオプションの指定に関係なくリスト表示します。
-
-mオプション指定時に未読み出しメッセージ数を確認できなかった場合は,このコマンドを再実行してください。