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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引


7.2.3 TP1/EEサービス定義の内容

TP1/EEサービス定義の内容を,以降の表に示します。なお,TP1/EEサービス定義の詳細については,「8. TP1/EEサービス定義の詳細」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) プロセス関連定義の内容

プロセス関連定義の内容を,次の表に示します。

表7‒8 プロセス関連定義の内容

形式

オペランド

定義内容

指定値

set

service_group

サービスグループ名

〈1〜31文字の識別子〉

service_hold

UAP異常終了時のサービス閉塞

《Y》|N

thread_no

通常処理スレッド数

〈符号なし整数〉((1〜999))《10》

rpc_cmtsend_retry

障害発生時に別処理スレッドで再送信するか送信障害トランザクションを起動するかを指定

Y|《N》

reserve_thread_no

予備処理スレッド数

〈符号なし整数〉((0〜998))《0》

reserve_start_pce_no

予備処理スレッド起動処理キュー数

〈符号なし整数〉((0〜1000))《0》

cmd_port

コマンド受信用のポート番号

〈符号なし整数〉((5001〜65535))《20345》

uap_stack_size

UAP実行に必要なスタックサイズ

〈符号なし整数〉((0〜65535))《0》(単位:キロバイト)

other_lib_stack_size

他製品との連携時に必要なスタックサイズ

〈符号なし整数〉((0〜65535))《0》(単位:キロバイト)

uapabend_downmode

UAP異常発生時のダウン種別

《P》|S

clock_time_interval

イベント監視インタバル間隔時間

100|250|《500》|1000(単位:ミリ秒)

term_watch_time

連続異常終了限界経過時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))《30》(単位:分)

service_hold_watch_use

サービス異常終了回数を監視してサービスを閉塞するかどうかを指定

Y|《N》

service_hold_watch_procdown

連続サービス異常終了の監視情報を再開始時に継続するかどうかを指定

《Y》|N

service_term_watch_time

連続サービス異常終了限界経過時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))《0》(単位:分)

max_descriptors

ファイル識別子の最大数

AIXの場合:〈符号なし整数〉((400〜32767))《400》

Linuxの場合:〈符号なし整数〉((400〜32767))《400》

cobol_use_flag

UAPにCOBOL言語を使用するかどうかを指定

《Y》|N

cobol_lang

使用するCOBOL製品

《85》|2002

cobol_uap_cblend

UAP実行前に,COBOL実行空間を毎回再生成するかどうかを指定

Y|《N》

execap_permission_time

時刻指定のタイマトランザクション起動要求時の先行許容時間,および後退許容時間

〈符号なし整数〉((1〜1439))《1080,60》(単位:分)

thd_hungup_time

スレッドハングアップ監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))《10》(単位:秒)

thd_trb_hungup_time

トラブルシュートで使用するスレッドのスレッドハングアップ監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))《60》(単位:秒)

proc_hungup_time

TP1/EEプロセスハングアップ監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))《10》(単位:秒)

dbq_use

DBキュー機能を使用するかどうかを指定

Y|《N》

dbq_obs_use

オンラインバッチ機能を使用するかどうかを指定

Y|《N》

recover_thread_no

回復スレッド数

〈符号なし整数〉((1〜64))《2》

call_cmd_srvgroup

運用コマンド実行サービスグループ名

〈1〜31文字の識別子〉

call_cmd_service

運用コマンド実行サービス名

〈1〜31文字の識別子〉

call_cmd_time

運用コマンド実行サーバ応答監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))《30》(単位:秒)

fil_filesystem_no

TP1EEファイルシステム総数

AIXの場合:〈符号なし整数〉((1〜4096))《2》

Linuxの場合:〈符号なし整数〉((1〜4096))《2》

stay_watch_queue_rate

オンライン打ち切り監視範囲処理キュー滞留率

〈符号なし整数〉((1〜99))(単位:%)

stay_watch_down_rate

オンライン打ち切り係数

〈符号なし整数〉((1〜99))(単位:%)

stay_watch_check_interval

処理キュー滞留監視間隔時間

〈符号なし整数〉((10〜180))(単位:秒)

trb_stc_use

統計情報を取得するかどうかを指定

Y|《N》

trb_uap_trace_file_out

UAPトレース情報をUAPトレースファイルに出力するかどうかを指定

Y|《N》

initialize_sync

起動順序のシリアル化機能を使用するかどうかを指定

Y|《N》

sys_dba_waittime

システム用トランザクションの処理監視時間に加算するDBアクセス時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))《0》(単位:秒)

xtc_use

XTCを使用するかどうかを指定

Y|《N》

xdb_use

XDBを使用するかどうかを指定

Y|《N》

mcp_use

MCPを使用するかどうかを指定

Y|《N》

fsp_use

TP1/FSPを使用するかどうかを指定

Y|《N》

thd_mutex_attr_adaptive(Linux版限定)

mutexの属性としてPTHREAD_MUTEX_ADAPTIVE_NPを設定するかどうかを指定

Y|《N》

thd_backtrace_msg(Linux版限定)

障害検知時のバックトレースメッセージ出力有無

《Y》|N

thd_cpuinfo_msg(Linux版限定)

CPU時間情報メッセージ出力有無

《Y》|N

descriptors_expanse_use(Linux版限定)

ディスクリプタ値の拡張

Y|《N》

注※

OSがLinux (IA32)の場合,COBOL言語を使用したUAPは使用できません。また,OSがLinux (EM64T)の場合,必ず2002を指定してください。

(2) メモリ関連定義の内容

メモリ関連定義の内容を,次の表に示します。

表7‒9 メモリ関連定義の内容

形式

オペランド

定義内容

指定値

set

pce_no

サービス処理キュー数

〈符号なし整数〉((100〜500000))《2000》

system_user_area

プロセス管理テーブルユーザエリアサイズ

〈符号なし整数〉((0〜16777216))《0》(単位:バイト)

system_user_area_mb

プロセス管理テーブルユーザワークエリアサイズ(ユーザSAT)

〈符号なし整数〉((0〜16384))(単位:メガバイト)

thread_user_area

スレッド対応インタフェースユーザエリアサイズ

〈符号なし整数〉((0〜16777216))《0》(単位:バイト)

thread_user_area_mb

スレッド対応インタフェースユーザワークエリアサイズ(ユーザIFA)

〈符号なし整数〉((0〜16384))(単位:メガバイト)

system_work_size

システムワーク領域最大サイズ

〈符号なし整数〉((100〜1048576))《450》(単位:キロバイト)

user_work_size

ユーザワーク領域最大サイズ

〈符号なし整数〉((0〜1048576))《100》(単位:キロバイト)

max_mem_size

TP1/EEプロセスで確保するメモリの最大サイズ

〈符号なし整数〉((1〜2000000000))(単位:バイト)

max_mem_size_mb

TP1/EEプロセスで確保するメモリの最大サイズ

〈符号なし整数〉((1〜4194304))(単位:メガバイト)

memory_alert_rate

セグメント使用率規定値超過メッセージ出力時の使用割合

〈符号なし整数〉((0〜100))《80》(単位:%)

memory_leak_message

UAP確保メモリの解放漏れ警告メッセージを出力するかどうかを指定

《Y》|N|F

time_message_size

タイマトランザクション登録時に使用する最大データサイズ

〈符号なし整数〉((0〜16777216))(単位:バイト)

time_message_no

タイマトランザクション登録時に使用する最大データ数

〈符号なし整数〉((0〜65535))

icb_no

タイマトランザクション登録最大数

〈符号なし整数〉((0〜65535))《1000》

max_message_size

メッセージ引き渡しエリアの最大サイズ

〈符号なし整数〉((1000〜16777216))《33000》(単位:バイト)

max_outmessage_size

メッセージ応答エリアの最大サイズ

〈符号なし整数〉((1000〜16777216))《33000》(単位:バイト)

recv_message_buf_size

受信バッファサイズ

〈符号なし整数〉((1000〜66000))《33000》(単位:バイト)

recv_message_buf_cnt

受信バッファ面数

〈符号なし整数〉((1〜2000000))《128》

send_message_buf_size

送信バッファサイズ

〈符号なし整数〉((1000〜66000))《33000》(単位:バイト)

send_message_buf_cnt

送信バッファ面数

〈符号なし整数〉((1〜2000000))《128》

dbq_recv_message_buf_cnt

DBキュー機能で使用する受信バッファ面数

〈符号なし整数〉((1〜240000))《128》

dbq_send_message_buf_cnt

DBキュー機能で使用する送信バッファ面数

〈符号なし整数〉((1〜240000))《128》

dbq_max_message_size

DBキュー機能で使用する最大メッセージサイズ

〈符号なし整数〉((1000〜8388608))《33000》(単位:バイト)

dbq_use_buf_cnt

DBキュー機能で使用する最大バッファ面数

〈符号なし整数〉((1〜240000))《128》

memory_cobol_area_size

COBOL用メモリ管理機能でプロセス単位に確保するプールサイズ

〈符号なし整数〉((1〜1048576))(単位:キロバイト)

memory_cobol_area_thd_size

COBOL用メモリ管理機能で処理スレッド単位に確保するプールサイズ

〈符号なし整数〉((1〜1048576))(単位:キロバイト)

(3) RPC関連定義の内容

RPC関連定義の内容を,次の表に示します。

表7‒10 RPC関連定義の内容

形式

オペランド

定義内容

指定値

set

ipc_sendbuf_size

TCP/IPの送信バッファサイズ

〈符号なし整数〉((8192〜1048576))《8192》(単位:バイト)

ipc_recvbuf_size

TCP/IPの受信バッファサイズ

〈符号なし整数〉((8192〜1048576))《8192》(単位:バイト)

ipc_backlog_count

コネクション確立要求を格納するキューの長さ

〈符号なし整数〉((0〜4096))《0》

ipc_tcpnodelay

Nagleアルゴリズムを無効にするかどうかを指定

Y|《N》

service_group_no

サービスグループ名の最大数

〈符号なし整数〉((2〜32767))《2》

hostname_no

ホスト名の最大数

〈符号なし整数〉((2〜32767))《2》

socket_no

ソケット用ファイル記述子の最大数

AIXの場合:〈符号なし整数〉((32〜20000))《32》

Linuxの場合:〈符号なし整数〉((32〜20000))《32》

fragment_buf_no

フラグメントメッセージ用バッファ面数

〈符号なし整数〉((0〜65535))《0》

rpc_router_retry_count

TCP/IPバッファ不足発生時のリトライ回数

〈符号なし整数〉((0〜255))《3》

rpc_router_retry_interval

TCP/IPバッファ不足発生時のリトライ間隔

〈符号なし整数〉((1〜200))《35》(単位:ミリ秒)

rpc_connect_timer

コネクション確立監視時間

〈符号なし整数〉((1〜60))《10》(単位:秒)

rpc_multi_tp1_in_same_host

同一グローバルドメインとして運用しているかどうかを指定

Y|《N》

rpc_connect_errmsg

コネクション確立失敗時にメッセージを出力するかどうかを指定

《Y》|N

rpc_connect_stopmsg

コネクション切断時にメッセージを出力するかどうかを指定

《Y》|N

rpc_support_errmsg

未サポートメッセージ受信時にメッセージを出力するかどうかを指定

《Y》|N

rpc_first_connect_errmsg

コネクション確立後の最初のメッセージの受信失敗時にメッセージを出力するかどうかを指定

Y|《N》

rpc_firstmsg_recv_timer

コネクション確立の受け付けから最初のメッセージ受信までの監視時間

〈符号なし整数〉((0〜600))《0》(単位:秒)

rpc_first_connect_errmsg_dbq

コネクション確立後の最初のDBキューイベント通知メッセージの受信失敗時にメッセージを出力するかどうかを指定

Y|《N》

rpc_firstmsg_recv_timer_dbq

コネクション確立の受け付けから最初のDBキューイベント通知メッセージ受信までの監視時間

〈符号なし整数〉((0〜600))《0》(単位:秒)

node_id

ノード識別子

〈4文字の識別子〉

watch_time

最大応答待ち時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))《180》(単位:秒)

rpc_reply_con_max_cnt

サービス応答用コネクションの最大数

AIXの場合:〈符号なし整数〉((32〜20000))《256》

Linuxの場合:〈符号なし整数〉((32〜20000))《256》

rpc_reply_con_cnt

接続先プロセスごとのサービス応答用コネクションの最大数

AIXの場合:〈符号なし整数〉((1〜20000))《2》

Linuxの場合:〈符号なし整数〉((1〜20000))《2》

rpc_reply_proc_max_cnt

サービス応答用コネクションの接続先プロセス最大数

AIXの場合:〈符号なし整数〉((32〜20000))《128》

Linuxの場合:〈符号なし整数〉((32〜20000))《128》

rpc_reply_suspend_cnt

RPC応答メッセージ送信の同時抑止最大数

〈符号なし整数〉((0〜32767))《128》

rpc_reply_suspend_time

RPC応答メッセージ送信の抑止最大時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))《180》(単位:秒)

rpc_reply_suspend_recover

RPC応答のトランザクションまたがり送信機能をTP1/EE再開始時に引き継ぐかどうかを指定

《Y》|N

rpc_reply_suspend_autosend

抑止中のRPC応答の抑止状態を自動的に解除してRPC応答を送信するかどうかを指定

Y|《N》

rap_listen_port

リモートAPI受信用のポート番号

〈符号なし整数〉((5001〜65535))

rap_inquire_time

問い合わせ間隔最大時間

〈符号なし整数〉((0〜1048575))《180》(単位:秒)

rap_inquire_timeout_message

リモートAPI要求の最大待ち時間を超えた場合にエラーメッセージを出力するかどうかを指定

《Y》|N

rpc_rap_remaincon_endwait

接続中のrapクライアントがある場合のTP1/EEの終了処理の動作を指定

Y|《N》|F

rap_msg_output_interval

rapクライアント数表示メッセージの出力間隔

〈符号なし整数〉((0〜3600))《180》(単位:秒)

rap_max_client

同時接続可能なrapクライアント数

AIXの場合:〈符号なし整数〉((128〜20000))《256》

Linuxの場合:〈符号なし整数〉((128〜20000))《256》

rap_max_server_rate

同時にrap処理できる処理スレッド数の割合

〈符号なし整数〉((1〜100))《40》(単位:%)

rap_notify

rapクライアントマネジャに対して起動通知を送信するかどうかを指定

Y|《N》

rap_client_manager_node

rapクライアントが存在するOpenTP1システムのホスト名

〈1〜255文字のホスト名〉

rapクライアントの存在するOpenTP1システムのrapクライアントマネジャのポート番号

〈符号なし整数〉((1〜65535))

rpc_rap_inquire_time

リモートAPI機能を使用して要求するサービスの問い合わせ間隔最大時間

〈符号なし整数〉((0〜1048575))《0》(単位:秒)

rpc_rap_connection_count

常設コネクション最大数

〈符号なし整数〉((1〜800))《16》

rap_client_manager_port

rapクライアントマネジャ機能での受信用ポート番号

〈符号なし整数〉((5001〜65535))

rap_listen_inf

rapリスナーを起動するOpenTP1ノードのノード識別子

〈4文字の識別子〉

rapリスナーのポート番号

〈符号なし整数〉((5001〜65535))

リモートAPI機能によるサービスの受信口となるホスト名

〈1〜255文字のホスト名〉

リモートAPI機能によるサービスの受信口となるポート番号

〈符号なし整数〉((1〜65535))

rpc_rap_watch_time

rapリスナーからの最大応答待ち時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))(単位:秒)

rap_client_hostname

rapクライアントのホスト名

ホスト名

rpc_reply_tp1mode

TP1/Server Base互換のRPC応答モードかどうかを指定

《Y》|N

rpc_reply_tp1mode_down

ダウン時のRPCエラー応答がTP1/Server Base互換のRPC応答モードかどうかを指定

《Y》|N|J

rpc_replymsg_save

サービス関数で設定した応答データの内容をスレッド間で引き継ぐかどうかを指定

《Y》|N

ipc_sendbuf_size_dbq

TCP/IPの送信バッファサイズ

〈符号なし整数〉((1024〜1048576))《1024》(単位:バイト)

ipc_recvbuf_size_dbq

TCP/IPの受信バッファサイズ

〈符号なし整数〉((1024〜1048576))《1024》(単位:バイト)

ipc_backlog_count_dbq

コネクション確立要求を格納するキューの長さ

〈符号なし整数〉((0〜4096))《0》

ipc_tcpnodelay_dbq

Nagleアルゴリズムを無効にするかどうかを指定

Y|《N》

rpc_destination_mode

サービスの要求先の決定方法を指定

namdonly|namd|《definition》|definitiononly

rpc_retry

RPCをリトライするかどうかを指定

Y|《N》

rpc_retry_count

サービス要求送信リトライ回数最大値

〈符号なし整数〉((1〜3600))《18》

rpc_retry_interval

サービス要求送信リトライ間隔

〈符号なし整数〉((1〜3600))《10》(単位:秒)

name_use

ネームサービスを使用するかどうかを指定

《Y》|N

name_cache_size

サービス情報キャッシュ領域のサイズ

〈符号なし整数〉((1〜32768))《16》(単位:キロバイト)

rpc_nam_watch_time

ネームサーバからの最大応答待ち時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))《60》(単位:秒)

rpc_nam_retry_count

ネームサーバへの要求失敗時のリトライ回数

〈符号なし整数〉((0〜64))《5》

rpc_nam_retry_interval

ネームサーバへの要求失敗時のリトライ間隔

〈符号なし整数〉((1〜60))《5》(単位:秒)

rpc_nam_use_time

キャッシュの有効期限

〈符号なし整数〉((1〜65535))《300》(単位:秒)

rpc_nam_reserve_count

キャッシュ自動同期の保留回数

〈符号なし整数〉((0〜32767))《0》

rpc_nam_reserve_time

キャッシュ自動同期の保留期間

〈符号なし整数〉((0〜65535))《0》(単位:秒)

rpc_nam_eject_rate

キャッシュ追い出し率

〈符号なし整数〉((0〜50))《0》(単位:%)

rpc_name_service_extend

ネームサービスで管理するサーバUAPの取得数を拡張するかどうか

〈符号なし整数〉((0,1))《0》

rpc_loadbalance

ノード間負荷バランス機能を使用するかどうかを指定

《Y》|N

rpc_transfer_othersvg

他サービスグループへのRPCメッセージを,ノード間負荷バランス機能を使用して転送するかどうかを指定

《Y》|N

rpc_myproc_first

自ノードでのサービス要求の処理を優先させるかどうかを指定

《Y》|N

loadcheck_interval

負荷レベル監視間隔

〈符号なし整数〉((0〜65535))《30》(単位:秒)

loadcheck_type

負荷レベルの決定方法を指定

《auto》|rate|count

levelup_queue_rate

このサービスグループの負荷レベルを判断する処理キュー滞留率(up)

〈符号なし整数〉((1〜100))(単位:%)

leveldown_queue_rate

このサービスグループの負荷レベルを判断する処理キュー滞留率(down)

〈符号なし整数〉((0〜99))《U1÷2,(U1+U2)÷2》(単位:%)

levelup_queue_count

このサービスグループの負荷レベルを判断する処理キュー滞留数(up)

〈符号なし整数〉((1〜500000))

leveldown_queue_count

このサービスグループの負荷レベルを判断する処理キュー滞留数(down)

〈符号なし整数〉((0〜499999))《U1÷2,(U1+U2)÷2》

scd_retry_of_comm_error

RPCメッセージ転送のリトライ回数

〈符号なし整数〉((0〜128))《0》

loadlevel_message

負荷レベルの変更があった場合にメッセージを出力するかどうかを指定

Y|《N》|A

multi_schedule

TP1/Server Baseのマルチスケジューラ機能のスケジューラデーモンが起動しているノードを優先的に選択するかどうかを指定

Y|《N》

rpc_reply_errtrnr

ERRTRNRによるRPC応答メッセージ送信機能を使用するかどうかを指定

Y|《N》

rpc_reply_errtrnr_cnt

ERRTRNRによるRPC応答メッセージ送信機能の同時使用最大数

〈符号なし整数〉((32〜2000))《128》

rpc_tcpsend_con_max_cnt

TCP/IP共有送信用コネクションの最大数

AIXの場合:〈符号なし整数〉((1〜20000))

Linuxの場合:〈符号なし整数〉((1〜20000))

rpc_tcpsend_con_cnt

接続先プロセスごとのTCP/IP共有送信用コネクションの最大数

AIXの場合:〈符号なし整数〉((1〜20000))

Linuxの場合:〈符号なし整数〉((1〜20000))

rpc_tcpsend_proc_max_cnt

TCP/IP共有送信用コネクションの接続先プロセス最大数

AIXの場合:〈符号なし整数〉((1〜20000))

Linuxの場合:〈符号なし整数〉((1〜20000))

rpc_connect_unixdomain

UNIXドメインを使用してコネクションを確立するかどうかを指定

《Y》|N

rpc_reply_port_auto

RPC応答メッセージ受信用のポート番号にポート番号自動割り当て機能を使用するかどうかを指定

Y|《N》

rpc_nowait_cnt

非同期応答型RPCの同時要求メッセージの最大数

〈符号なし整数〉((0〜65535))《0》

rpc_extend_function

RPCサービスの機能拡張レベル

《00000000》|00000004|00000008

rpc_tcp_linetrace

RPCの回線トレース情報の取得量の変更

《00000000》|00000020

rpc_rap_linetrace

リモートAPI機能使用時の回線トレース情報の取得量の変更

《00000000》|00000020

rpc_extend_sb_node_id

TP1/Server Baseのノード識別子を通知するかどうかを指定

Y|《N》

rpc_keepalive_use

ソケットオプション「SO_KEEPALIVE」を使用するかどうかを指定

Y|《N》

rpc_keepalive_time

keep-aliveプローブを送信するまでの時間(Linux版限定)

〈符号なし整数〉((0〜7200))《0》(単位:秒)

rpc_keepalive_interval

keep-aliveプローブを送信する間隔(Linux版限定)

〈符号なし整数〉((0〜180))《0》(単位:秒)

rpc_keepalive_count

keep-aliveプローブを送信する回数(Linux版限定)

〈符号なし整数〉((0〜10))《0》

rpc_nam_conn_check

RPCメッセージ用コネクションのチェック機能を使用するかどうかを指定

Y|《N》

rpc_nam_check_time

コネクション確立先の起動時刻を取得する間隔

〈符号なし整数〉((0〜3600))《5》(単位:秒)

rpc_nam_check_num

一度に確認するコネクション確立先数

〈符号なし整数〉((1〜512))《5》

rpc_request_cancel_for_timedout

ee_rpc_call関数の応答待ち時間をサーバUAPに意識させるかどうかを指定

Y|《N》

rpc_request_cancel_for_server

サーバ側でクライアントUAPの応答待ち時間を意識して処理するかどうかを指定

《Y》|N

rpc_reply_sockctl_use

送受信用コネクションの一時クローズ機能の使用有無

Y|《N》

rpc_reply_sockctl_highwater

送受信用コネクションの一時クローズ処理開始数の割合,非対象数の割合

AIXの場合:〈符号なし整数〉((0〜100))《100》

Linuxの場合:〈符号なし整数〉((0〜100))《0》

rpc_recv_sockctl_use

受信用コネクションの一時クローズ機能の使用有無

Y|《N》

rpc_recv_sockctl_highwater

受信用コネクションの一時クローズ処理開始数の割合,非対象数の割合

AIXの場合:〈符号なし整数〉((0〜100))《100》

Linuxの場合:〈符号なし整数〉((0〜100))《0》

rpc_conn_recv_check_use

送信用コネクションの受信監視を行うかどうかを指定

Y|《N》

rpc_conn_recv_check_interval

送信用コネクションの受信監視を行う間隔

〈符号なし整数〉((1〜3600))《120》(単位:秒)

rpc_recivingconnect_stopmsg_dbq

受信中にコネクション切断検知した場合にメッセージ出力するかどうか

《Y》|N

rpc_connect_conflict_timer

Cosminexusへの送信処理が競合した場合の,送信開始までの最大待ち時間

〈符号なし整数〉((0〜1048576))《200》(単位:ミリ秒)

(4) ユーザサービス関連定義の内容

ユーザサービス関連定義の内容を,次の表に示します。

表7‒11 ユーザサービス関連定義の内容

形式

オペランド/コマンド

オプション

定義内容

指定値

set

service

サービス名とエントリポインタ名の組み合わせ,および同時処理限界数

名称:〈1〜31文字の識別子〉

数:〈符号なし整数〉((1〜255))《1》

dbq_service

DBキュー機能のサービス名とエントリポインタ名の組み合わせ

〈1〜31文字の識別子〉

dbq_obs_service

オンラインバッチ機能のサービス名とエントリポインタ名の組み合わせ

〈1〜31文字の識別子〉

errtrn1

ERRTRN1を起動するエントリポインタ名

〈1〜31文字の識別子〉

errtrn2

ERRTRN2を起動するエントリポインタ名

〈1〜31文字の識別子〉

errtrn3

ERRTRN3を起動するエントリポインタ名

〈1〜31文字の識別子〉

errtrn4

ERRTRN4を起動するエントリポインタ名

〈1〜31文字の識別子〉

errtrns

ERRTRNSを起動するエントリポインタ名

〈1〜31文字の識別子〉

errtrnr

ERRTRNRを起動するエントリポインタ名

〈1〜31文字の識別子〉

system_start_mi

プロセス初期化トランザクションを起動するエントリポインタ名

〈1〜31文字の識別子〉

system_end_me

プロセス終了トランザクションを起動するエントリポインタ名

〈1〜31文字の識別子〉

forbid_draw_service

処理キューを引き出し禁止にするかどうかを指定

Y|《N》

module

UAP共用ライブラリ名

〈510文字以内のパス名〉

module_open_flag

UAP共用ライブラリのシンボル利用可否

≪LOCAL≫|GLOBAL

uap_exchange_use

UAP共用ライブラリ入れ替え機能を使用するかどうかを指定

Y|《N》

コマンド

service_attr

-v

サービス名

〈1〜31文字の識別子〉

-x

トランザクション種別

〈2文字〉

-a

トランザクション処理監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))《トランザクション関連定義で指定したトランザクション処理監視時間》(単位:秒)

-c

サービスを自動的に閉塞するかどうかを指定

なし。

-d

サービス引き出し禁止指定

Y|N《forbid_draw_service指定値》

(5) メッセージログ関連定義の内容

メッセージログ関連定義の内容を,次の表に示します。

表7‒12 メッセージログ関連定義の内容

形式

オペランド

定義内容

指定値

set

log_file_size

メッセージログファイルの最大容量

〈符号なし整数〉((10〜32767))《1024》(単位:キロバイト)

log_file_max

メッセージログファイルの最大ファイル数

〈符号なし整数〉((3〜10))《3》

log_syslog_out

syslogへのメッセージ出力レベル

〈符号なし整数〉((0〜6))《3》

log_usermsg_console

ee_logprint()/CBLEELOG(‘PRINT’)で出力するメッセージを標準出力に出力するかどうかを指定

all|《api》

log_syslog_prcid

syslog出力時にプロセスIDを付けるかどうかを指定

Y|《N》

log_base_infid

syslog出力およびメッセージの標準出力時に付けるTP1/EE識別子

〈2文字の識別子〉

log_syslog_prcno

syslog出力時にメッセージ通番を付けるかどうかを指定

Y|《N》

log_syslog_date

syslog出力時に日付を付けるかどうかを指定

Y|《N》

log_syslog_time

syslog出力時に時刻を付けるかどうかを指定

Y|《N》

log_syslog_service_name

syslog出力時にサービス名を付けるかどうかを指定

Y|《N》

log_syslog_central_no

syslog出力時に中央処理通番を付けるかどうかを指定

Y|《N》

log_syslog_id

syslog出力時にOpenTP1識別子を付けるかどうかを指定

Y|《N》

log_syslog_elist

syslog失敗リストのエレメント数

〈符号なし整数〉((0〜65536))《100》

log_msg_console

標準出力および標準エラー出力の出力設定があるメッセージを標準出力および標準エラー出力に出力するかどうかを指定

《Y》|N

log_msg_allno

メッセージの標準出力時にプロセス内のメッセージ通番を付けるかどうかを指定

Y|《N》

log_msg_prcid

メッセージの標準出力時にメッセージの出力要求元のプロセスのプロセスIDを付けるかどうかを指定

Y|《N》

log_msg_prcno

メッセージの標準出力時にプロセス内のメッセージ通番を付けるかどうかを指定

Y|《N》

log_msg_sysid

メッセージの標準出力時にTP1/EE識別子を付けるかどうかを指定

《Y》|N

log_msg_date

メッセージの標準出力時にメッセージの出力要求時の日付を付けるかどうかを指定

《Y》|N

log_msg_time

メッセージの標準出力時にメッセージの出力要求時の時刻を付けるかどうかを指定

《Y》|N

log_msg_hostname

メッセージの標準出力時にメッセージの出力要求元のホスト名を付けるかどうかを指定

《Y》|N

log_msg_pgmid

メッセージの標準出力時にメッセージの出力要求元のプログラムIDを付けるかどうかを指定

《Y》|N

log_hsyslog_cmode

syslog出力時に拡張SYSLOGの文字コード変換機能を使用するかどうかを指定

SJIS|《NONE》

(6) トラブルシュート関連定義の内容

トラブルシュート関連定義の内容を,次の表に示します。

表7‒13 トラブルシュート関連定義の内容

形式

オペランド

定義内容

指定値

set

trb_tasktm_file_size

TASKTMファイルの最大容量

〈符号なし整数〉((400〜4000000))《40000》(単位:キロバイト)

trb_tasktm_file_no

TASKTMファイルの最大ファイル数

〈符号なし整数〉((3〜100))《3》

trb_tasktm_buffer_size

TASKTMバッファのサイズ

〈符号なし整数〉((1〜20000))《200》(単位:キロバイト)

trb_tasktm_buffer_no

TASKTMバッファ数

〈符号なし整数〉((3〜200))《3》

trb_trace_file_size

回線トレースファイルの最大容量

〈符号なし整数〉((400〜4000000))《40000》(単位:キロバイト)

trb_trace_file_no

回線トレースファイルの最大ファイル数

〈符号なし整数〉((3〜100))《3》

trb_line_trace_buffer_size

回線トレースバッファサイズ

〈符号なし整数〉((1〜20000))《200》(単位:キロバイト)

trb_line_trace_buffer_no

回線トレースバッファ数(xa_open関数以外)

〈符号なし整数〉((3〜200))《3》

trb_line_xatrace_buffer_no

回線トレースバッファ数(xa_open関数)

〈符号なし整数〉((3〜200))《3》

trb_uap_trace_entry_no

UAPトレース情報格納最大レコード数

〈符号なし整数〉((16〜4095))《32》

trb_uap_trace_file_size

UAPトレースファイルの最大容量

〈符号なし整数〉((400〜4000000))《40000》(単位:キロバイト)

trb_uap_trace_file_no

UAPトレースファイルの最大ファイル数

〈符号なし整数〉((3〜100))《3》

trb_uap_trace_buffer_size

UAPトレースバッファサイズ

〈符号なし整数〉((1〜20000))《200》(単位:キロバイト)

trb_uap_trace_buffer_no

UAPトレースバッファ数

〈符号なし整数〉((3〜200))《3》

trb_dump_file_no

メモリダンプファイルの最大ファイル数

〈符号なし整数〉((3〜20))《10》

trb_dump_output_time

メモリダンプファイル出力監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))《60》(単位:秒)

trb_dump_area_kind

メモリダンプファイル出力領域種別

〈符号なし整数〉((0〜63))《9》

trb_tasktm_type

TASKTMファイルの取得情報のタイプ

〈符号なし整数〉((1〜3))《1》

trb_trace_type

回線トレースファイルの取得情報のタイプ

〈符号なし整数〉((1))《1》

trb_iso_interval_time

縮退監視メッセージ出力間隔時間

〈符号なし整数〉((0〜60))《5》(単位:分)

trb_stc_file_size

統計情報ファイルの最大容量

〈符号なし整数〉((400〜4000000))《40000》(単位:キロバイト)

trb_stc_file_no

統計情報ファイルの最大ファイル数

〈符号なし整数〉((3〜100))《3》

trb_stc_buffer_size

統計情報バッファのサイズ

〈符号なし整数〉((2〜20000))《200》(単位:キロバイト)

trb_stc_buffer_no

統計情報バッファ数

〈符号なし整数〉((3〜200))《3》

trb_stc_interval_time

統計情報取得間隔時間

〈符号なし整数〉((1〜1440))《10》(単位:分)

trb_stc_basic_kind

基本統計情報の統計情報種別

sys|pci

trb_stc_ext_kind

拡張統計情報の統計情報種別

ersp|edly|edbq|eobs

trb_stc_sys_kind

システム統計情報の統計情報種別

aph|api|dbq|fil|mem|obm|rpc|scd|sdh|sts|tim|trb|trn|xtc|xdb

trb_stc_obm_interval_time

OBM統計情報取得時間間隔

〈符号なし整数〉((1〜60))《1》(単位:分)

trb_extend_function

トラブルシュートおよび統計情報の機能拡張レベル

《00000000》|00000001|00000010|00000020

trb_line_cmtrace_buffer_size

回線トレースバッファサイズ

〈符号なし整数〉((2〜20000))《200》(単位:キロバイト)

trb_line_cmtrace_buffer_no

回線トレースバッファ数

〈符号なし整数〉((3〜200))《3》

trb_line_cmtrace_buf_entry_size

一時バッファ領域サイズ

〈符号なし整数〉((1〜64))《12》(単位:キロバイト)

(7) トランザクション関連定義の内容

トランザクション関連定義の内容を,次の表に示します。

表7‒14 トランザクション関連定義の内容

形式

オペランド/コマンド

オプション

定義内容

指定値

set

trn_tran_process_count

同時に起動するトランザクションブランチの数

〈符号なし整数〉((1〜8192))

trn_expiration_time

トランザクション処理監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))《60》(単位:秒)

trn_expiration_time_mi

MIトランザクション処理監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))(単位:秒)

trn_expiration_time_me

MEトランザクション処理監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))(単位:秒)

trn_expiration_time_mn

MNトランザクション処理監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))(単位:秒)

trn_expiration_time_tm

TMトランザクション処理監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))(単位:秒)

trn_expiration_time_e1

E1トランザクション処理監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))(単位:秒)

trn_expiration_time_e2

E2トランザクション処理監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))(単位:秒)

trn_expiration_time_e3

E3トランザクション処理監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))(単位:秒)

trn_expiration_time_e4

E4トランザクション処理監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))(単位:秒)

trn_expiration_time_es

ESトランザクション処理監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))(単位:秒)

trn_expiration_time_er

ERトランザクション処理監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))(単位:秒)

trn_expiration_time_rl

RLトランザクション処理監視時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))(単位:秒)

trn_max_subordinate_count

子トランザクションブランチ最大数

〈符号なし整数〉((0〜1024))《32》

trn_optimum_item

トランザクション最適化項目

onephase|readonly

trn_watch_time

トランザクション同期点処理時の最大通信待ち時間

〈符号なし整数〉((1〜65535))《120》(単位:秒)

trn_rollback_information_put

ロールバック要因に関するメッセージをログに取得するかどうかを指定

《no》|self|remote|all

trn_wait_rm_open

リソースマネジャのオープン処理(xa_open関数)で障害が発生した場合の処置

《continue》|stop|retry_continue|retry_stop

trn_retry_interval_rm_open

xa_open関数呼び出しリトライインタバル時間

〈符号なし整数〉((1〜3600))《10》(単位:秒)

trn_retry_count_rm_open

xa_open関数呼び出しリトライ回数

〈符号なし整数〉((1〜65535))《18》

trn_retry_interval_rm_open_mime

xa_open関数呼び出しリトライインタバル時間(MI,MEトランザクション用)

〈符号なし整数〉((1〜3600))《10》(単位:秒)

trn_retry_count_rm_open_mime

xa_open関数呼び出しリトライ回数(MI,MEトランザクション用)

〈符号なし整数〉((1〜65535))《18》

trn_endprepare_msg_interval

終了時の仕掛り中トランザクション情報メッセージ出力間隔時間

〈符号なし整数〉((0〜3600))《180》(単位:秒)

trn_delayed_allrecover

TP1/EE再開始時のプロセスの回復方法

《Y》|N

trn_recovery_failmsg_interval

仕掛り中トランザクション情報メッセージ間隔最小時間

〈符号なし整数〉((0〜65535))《180》(単位:秒)

trn_endrerun_msg_interval

TP1/EE再開始時の仕掛りトランザクション情報メッセージ出力間隔時間

〈符号なし整数〉((0〜3600))《180》(単位:秒)

trn_max_commit_count

コミット関数の呼び出し回数上限値

〈符号なし整数〉((0〜999999))《0》

trn_max_commit_downmode

コミット関数の呼び出し回数が上限値に達した場合の処理を指定

P|T|《N》

trn_max_rollback_count

ロールバック関数の呼び出し回数上限値

〈符号なし整数〉((0〜999999))《0》

trn_max_rollback_downmode

ロールバック関数の呼び出し回数が上限値に達した場合の処理を指定

P|T|《N》

trn_undelayed_recover_thread

アンディレード回復処理に処理スレッドを使用するかどうかを指定

Y|《N》

trn_rm_open_close_scope

XAインタフェースである二つの関数(xa_open関数とxa_close関数)の発行タイミングを指定

《process》|transaction

lck_timeout_info

排他待ちタイムアウト時にタイムアウト情報をメッセージに出力するかどうかを指定

《Y》|N

lck_limit_foruser

同時に発生する排他要求数の最大値

〈符号なし整数〉((0〜327670))《0》

lck_wait_timeout

排他待ち限界経過時間

〈符号なし整数〉((0〜327670))《0》(単位:10ミリ秒)

コマンド

trnstring

-n

リソースマネジャ名

〈1〜31文字の英数字〉

-i

リソースマネジャ拡張子

〈1〜2文字の識別子〉

-o

トランザクションサービス用xa_open関数用文字列

〈1〜255文字の文字列〉

-c

トランザクションサービス用xa_close関数用文字列

〈1〜255文字の文字列〉

-O

ユーザサービス用xa_open関数用文字列

〈1〜255文字の文字列〉

-C

ユーザサービス用xa_close関数用文字列

〈1〜255文字の文字列〉

-r

トランザクションの回復処理を待ち合わせるかどうかを指定

なし。

-x

一つのインスタンスのリソースマネジャに対して複数のセションを確立するかどうかを指定

なし。

(8) ステータスファイル関連定義の内容

ステータスファイル関連定義の内容を,次の表に示します。

表7‒15 ステータスファイル関連定義の内容

形式

オペランド/コマンド

オプション

定義内容

指定値

set

sts_initial_error_switch

TP1/EE開始時にステータスファイルに異常を検知した場合のTP1/EEの処理

《stop》|continue|force

sts_single_operation_switch

現用ステータスファイルの片系に入出力障害が発生した場合,スワップできる両系がそろった論理ファイルが存在しないときのTP1/EEの処理

《stop》|continue

sts_buffer_count

ステータスファイルをスタックするバッファ数

〈符号なし整数〉((32〜4194304))

sts_control_buffer_length

制御用ステータスファイルをスタックするバッファ長

〈符号なし整数〉((512〜32768))《4608》(単位:バイト)

sts_signal_buffer_length

シグナル用ステータスファイルをスタックするバッファ長

〈符号なし整数〉((512〜32768))《4608》(単位:バイト)

コマンド

stsflgrp

-g

ファイルグループ番号

〈符号なし整数〉((0〜16))

-l

前回オンラインの現用ファイル名

〈1〜8文字の識別子〉

-k

前回オンラインの稼働系

A|B

stsflnam

-g

ファイルグループ番号

〈符号なし整数〉((0〜16))

-l

論理ファイル名

〈1〜8文字の識別子〉

-a

A系ステータスファイル名

〈510文字以内のパス名〉

-b

B系ステータスファイル名

〈510文字以内のパス名〉

(9) DBキュー機能関連定義の内容

DBキュー機能関連定義の内容を,次の表に示します。

表7‒16 DBキュー機能関連定義の内容

形式

オペランド/コマンド

オプション

定義内容

指定値

set

dbq_rollback_retry_count

連続ロールバック監視回数

((-1〜10))《5》

dbq_reqbuf_retry_timer

バッファ空き待ち監視時間

〈符号なし整数〉((0〜100))《1》(単位:100ミリ秒)

dbq_readcheckmsg_interval

DBキュー読み出しサーバ監視メッセージ出力間隔

〈符号なし整数〉((0,10〜3600))《180》(単位:秒)

dbq_endcheckmsg_interval

TP1/EE終了時未読み出し監視メッセージ出力間隔

〈符号なし整数〉((0〜3600))《180》(単位:秒)

dbq_endcheck_mode

TP1/EE正常終了時に未読み出しメッセージがなくなるまでDBキューをチェックするかどうかを指定

NO|《UAP》

dbq_uap_stop

AP間通信をするすべての自サーバ読み出しのDBキューを,一括で読み出し停止にさせるTP1/EEの開始モードを指定

《no》|start|restart|all

dbq_read_error_uap_stop

AP間通信をするDBキューのメッセージ読み出しトランザクションで,DBキューを読み出し停止にする障害ケースを指定

〈符号なし整数〉((1,2))《1》

dbq_inhibit_use

DBキュー書き込みで障害が発生したとき,または書き込み抑止を検知したときにDBキュー書き込み状態を書き込み禁止状態にするかどうかを指定

Y|《N》

コマンド

dbqdef

-q

DBキュー名

〈1〜27文字の英大識別子〉

-d

DBキューグループ名

〈1〜31文字の識別子〉

-l

最大書き込みメッセージ数

〈符号なし整数〉((1〜2147483647))《1000》

-n

リソースマネジャ名

〈1〜31文字の英数字〉

-i

リソースマネジャ拡張子

〈1〜2文字の識別子〉

-t

DBキューを読み出し停止とするTP1/EEの開始モードを指定

no|《start》|restart|all

dbqgrpdef

-d

DBキューグループ名

〈1〜31文字の識別子〉

-p

関連づけるDBキューサービスグループ名

〈1〜31文字の識別子〉

-k

DBキュー機能オプションの指定

《0》|1

-e

関連づけるサービスグループ名

〈1〜31文字の識別子〉

-t

イベント通知をTCP/IP通信でするかどうかを指定

なし。

-f

関連づける他サーバのプロセス識別子

〈1〜31文字の識別子〉

-o

DBキュー読み出しサーバを指定

my|other

-c

DBキュー読み出しサーバ変更機能を使用するかどうかを指定

なし。

-u

DBキューでAP間通信機能とユーザキューアクセス機能のどちらを使用するかを指定

《uap》|user

-s

UAP障害によってDBキューの読み出しトランザクションがロールバックした場合の動作を指定

《stop》|skip

dbqsrvdef

-v

DBキューサービス名

〈1〜31文字の識別子〉

-p

関連づけるDBキューサービスグループ名

〈1〜31文字の識別子〉

-q

DBキュー名

〈1〜27文字の英大識別子〉

-n

DBキューサービスで使用するDBキューの最大数

〈符号なし整数〉((1〜64))《20》

-t

DBキューサービスを同時に起動させるトランザクションの最大数

〈符号なし整数〉((1〜64))《1》

-c

DBキューサービスのスケジュール方式

《R》|P

dbqsvgdef

-p

DBキューサービスグループ名

〈1〜31文字の識別子〉

-d

DBキューグループ名

〈1〜31文字の識別子〉

dbqprcdef

-f

関連づける他サーバのプロセス識別子

〈1〜31文字の識別子〉

-h

イベント通知先のホスト名,ポート番号,および自ホスト名

ホスト名:〈1〜255文字のホスト名〉

ポート番号:〈符号なし整数〉((1〜65535))

自ホスト名:〈1〜255文字のホスト名〉

-b

使用するネットワークアダプタを自ホスト名として固定するかどうかを指定

なし。

(10) オンラインバッチ機能関連定義の内容

オンラインバッチ機能関連定義の内容を,次の表に示します。

表7‒17 オンラインバッチ機能関連定義の内容

形式

オペランド/コマンド

オプション

定義内容

指定値

set

dbq_obs_lot_no

ロット管理テーブル面数

〈符号なし整数〉((1〜32767))《128》

dbq_obs_endcheckmsg_interval

TP1/EE終了時未読み出し監視メッセージ出力間隔

〈符号なし整数〉((0〜3600))《180》(単位:秒)

dbq_obs_trn_end_api

DBキューのトランザクションの決着タイミングをAPI関数による同期点取得時にするかどうかを指定

Y|《N》

コマンド

dbqobsdef

-q

DBキュー名

〈1〜27文字の識別子〉

-n

リソースマネジャ名

〈1〜31文字の識別子〉

-i

リソースマネジャ拡張子

〈1〜2文字の識別子〉

dbqobssrvdef

-v

オンラインバッチサービス名

〈1〜31文字の英大識別子〉

-e

-vオプションで指定したサービスが,バッチ処理終了時に呼び出されるかどうかを指定

なし。

dbqobslotdef

-o

ロット名

〈1〜23文字の識別子〉

-v

起動するオンラインバッチサービス名

〈1〜31文字の識別子〉

(11) ファイルサービス関連定義

ファイルサービス関連定義の内容を,次の表に示します。

表7‒18 ファイルサービス関連定義の内容

形式

オペランド

定義内容

指定値

set

fil_watch_time

TP1EEファイルシステムのI/O処理監視時間

〈符号なし整数〉((0〜3600))(単位:秒)

fil_watch_timeout

TP1EEファイルシステムのI/O処理監視時間を超えた場合のTP1/EEの処理を指定

《down》|continue

(12) サービスグループ情報関連定義の内容

サービスグループ情報関連定義の内容を,次の表に示します。

表7‒19 サービスグループ情報関連定義の内容

形式

コマンド

オプション

定義内容

指定値

コマンド

eesvgdef

-g

サービスグループ名

〈1〜31文字の識別子〉

-h

サービス要求するホスト名およびポート番号

ホスト名:〈1〜255文字のホスト名〉

ポート番号:〈符号なし整数〉((1〜65535))

-s

最大ソケット数

〈符号なし整数〉((1〜32))《1》

-a

コネクションを自動確立するかどうかを指定

なし。

-t

相手ホストとの通信で使用する通信形態を指定

《RPC》|DBQ|RAP

-c

Cosminexus連携

なし。

mysvgdef

-g

サービスグループ名

〈1〜31文字の識別子〉

-h

サービス要求を受け付けるポート番号およびホスト名

ポート番号:〈符号なし整数〉((0,5001〜65535))

自ホスト名:〈1〜255文字のホスト名〉

-s

最大ソケット数

〈符号なし整数〉((1〜1024))《16》

-f

フラグメントメッセージ用バッファ面数

〈符号なし整数〉((0〜65535))《0》

-b

サービス要求を受け付けるホストを固定するかどうかを指定

なし。

-t

相手ホストとの通信で使用する通信形態を指定

《RPC》|DBQ

myreplydef

-g

サービスグループ名

〈1〜31文字の識別子〉

-h

サービス応答を受け付けるポート番号およびホスト名

ポート番号:〈符号なし整数〉((5001〜65535))

自ホスト名:〈1〜255文字のホスト名〉

-f

フラグメントメッセージ用バッファ面数

〈符号なし整数〉((0〜65535))《0》

-b

サービス要求を受け付けるホストを固定するかどうかを指定

なし。